発売日: | 2014/01 | 著者: | 岩井三四二 | シリーズ: | ---- | レーベル: | ---- | 出版社: | PHP研究所 | ジャンル: | ---- | ISBN: | 9784569816852 | 品番: | bkt33034986 | 平均評価: | レビューを見る | | |
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なかなか、面白かった
岩井三四二は最近、知った作家で、時代小説というと
なんか判然としない記述に出くわす事が多いけど、彼
の作品は「スッキリかつ面白い」という印象。
天正十年(一五八二)六月、本能寺の変勃発! 天下にあと一歩まで迫っ
ていた織田信長死す! これはピンチか、はたまたチャンスか!?
この驚天動地の事態に、息子・織田信孝は誰につこうか右往左往し
(「最後の忠臣」)、家臣・滝川一益はかつて褒美として関東の領地よ
り茶道具を選んでおかなかった決断を後悔し(「関東か小なすび
か」)、敵将・安国寺恵瓊は秀吉と和睦を結んだ後で真相を知って歯ぎ
しりし(「南の山に雲が起これば」)、側室・おなべは誰も安土城を守
ろうとする者がいない中、懸命に声を張り上げた(「信長を送る」)。
思わぬ事態に接した時ほど、人間の本性は出てしまうもの。あなたに
似た人物もどこかに出てくるかも。信長の死によって運命を変えら
れ、大きな岐路を前にとまどう男たち、女たちを温かく(?)描いた、共
感たっぷりの連作短編集。
「本能寺の変に黒幕はいたか」では、著者が考える斬新な「本能寺の変の真相」も綴られます。
という本です。「本能寺の変に黒幕はいたか」はエッセイ
です。
お薦めです。
輪外さん-2015-08-03-本・コミック(通販)
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