「早う死にたか」
毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、 ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。
日々の筋トレ、転職活動。 肉体も生活も再構築中の青年の心は、衰えゆく生の隣で次第に変化して……。
閉塞感の中に可笑しみ漂う、新しい家族小説の誕生!
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同時に芥川賞を受賞した「火花」もツマラナかったけど…
本作も「こんなのが芥川賞かよ!」という印象。ま、私、
そんなに文学作品、読んでいませんが…。
母が数年の寝たきり生活の後、介護者がいたので施設に
入ることはなかったけど数年前、他界しました。よく
「もう、生きていてもしょうがないから、死にたい」な
んてことを言っていて、介護者(主として兄、私もときど
き手伝いに)としては、こういう発言はホントニ腹が立ち
ます。
今、義母が痴呆症ということもあって自宅介護(主に義
父が介護)が無理となり、施設に入って数年たちます。
痴呆症なんで?「もう死んだほうがいい」というよう
なことは言いませんが、言わば「後は死ぬだけ」とい
う人生。私も義理で?たまに見舞いに行きますが、自
分がこういう日々を送ることになったら…とは、いつ
も思います。
ということで、本作はかなり生々しく私に迫ってくる
けど-ルポルタージュのような印象で、文学的な香り
はなく、小説を読んだという味わい、ナシ。
ま、「火花」よりずっとマシだったけど。
輪外さん-2015-08-28-本・コミック(通販)
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