声に出し吟じてみたい美しき吟詠名歌三十選

発売日：	2018/11/28
収録時間：	68分
アーティスト：	----
盤種：	アルバム
シリーズ：	----
メーカー：	コロムビアミュージックエンタテインメント
ジャンル：	----
品番：	cd_123cocj40576s
平均評価：	レビューを見る

吟詠の定番は、中国詩・日本の漢詩（絶句）です。このCDは全国若手名吟家達による、聞いて解りやすく、特に吟じやすい名歌を選び30首集めた初の吟詠集。（C）RS

曲目リスト

01:白鳥は哀しからずや空の青海のあおにも染まずただよう
02:やわらかに柳あおめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに
03:ねこの子のくびのすずがねかすかにもおとのみしたる夏草のうち
04:とくとくと垂りくる酒のなりひさごうれしき音をさする物かな
05:めぐり逢いて見しやそれともわかぬ間に雲隠れにし夜半の月影
06:あおによし寧楽の京師は咲く花の薫うがごとく今さかりなり
07:我が背子を大和へ遣るとさ夜ふけて暁露に我が立ち濡れし
08:旅人の宿りせん野に霜降らばわが子羽ぐくめ天の鶴群
09:君が行く道のながてを繰り畳ね焼き亡ぼさん天の火もがも
10:あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る
11:紫のにおえる妹を憎くあらば人妻ゆえに我恋いめやも
12:小竹の葉はみ山もさやに乱げども我は妹思う別れ来ぬれば
13:銀も金も玉も何せんに勝れる宝子に及かめやも
14:新しき年の始の初春の今日降る雪のいや重け吉事
15:大和は国のまほろば畳なづく青垣山籠れる大和しうるわし
16:東風吹かば匂いおこせよ梅の花主なしとて春を忘るな
17:石ばしる垂水の上のさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも
18:田児の浦ゆうち出でて見ればま白にそ不尽の高嶺に雪は降りける
19:花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に
20:これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関

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