お気に入り
ただいまメンテナンス中です
ご迷惑をおかけいたしますがメンテナンス終了までしばらくお待ちください。
電子書籍
PCゲーム/ソフトウェア
DVD/CD
コミック
通販
マーケットプレイス
3Dプリント
購入済み情報
お気に入りリスト
DVD・Blu-ray
グラビア
FANZA DVD通販へ
その他メニュー
通販のご利用について
商品の梱包について
昭和残侠伝シリーズ第7作目。立派な渡世人になった秀次郎は実家の料亭を守るため、身元を隠して板前として働き始める。しかし、周りには店を乗っ取ろうとする博徒の影がちらつき始めていた。昭和初期の東京下町を舞台に包丁一本、板前に命を張る男たちの意気地、料亭の再建に力を貸す博徒一家の侠気、そして友情を描いたシリーズ中の最高傑作。※2008年3月末日までの期間限定出荷です。
ご注文前にこちらの商品もチェック!
動画
画像
特典画像・セット商品イメージ
ご購入はこちらから
こちらの商品はいかがですか?
注文方法の説明はこちら
マーケットプレイス予約・出品
マーケットプレイスの説明はこちら
平均評価5
総評価数1(1件のコメント)
ネタバレ日本映画史に残る一級品の娯楽映画「昭和残侠伝 死んで貰います」
レビューを表示する
シネマの風さん-2023-04-19-DVD・Blu-ray(通販)
0人が参考になったと投票しています。
ネタバレ日本映画史に残る一級品の娯楽映画「昭和残侠伝 死んで貰います」
当時の東映映画の観客の中心だったブルーカラーはもとより、学生運動で鬱屈を抱えた学生たちにも支持され、土曜の深夜の満員のオールナイト興行で「健さん、こいつを叩き斬ってくれ!」「意義なし!」などとスクリーンに向かって野次が飛んだというエピソードは、政治闘争の季節ならではの伝説となっている。
時代は昭和の初め(第1作の「昭和残侠伝」は敗戦直後)、縄張りや利権をめぐる新旧ヤクザの対立が物語の主筋。
花田秀次郎=高倉健、風間重吉=池辺良の二人(両者の役名が定着するのは第4作の「昭和残侠伝 血染の唐獅子」以降)は、しばしば敵対関係にありながら、渡世の義理よりも友情によって結び付く。
新旧両勢力の対立がエスカレートする過程で、若い恋人たちや昔気質の親分が命を落とす。
また、秀次郎と心を通わすヒロインが、ストイックな男の世界に花を添える。
抑えに抑えた堪忍袋の緒が切れて、花田秀次郎と風間重吉の二人は、揃って殴り込むのが毎回のパターンだ。
そして、この男同士の道行きに健さんが唄う主題歌「唐獅子牡丹」が流れる。
こうして、死地に向かう二人の姿は、このシリーズ、ひいては着流しものの任侠映画を象徴する一つのイメージとなっていき、日本映画史に残る一級品の娯楽映画となっていくのだ。
主演の高倉健と東映の客分、池辺良。
目と目を見つめ合い、契りを交わして悪に立ち向かうツーショットは、むせかえるほどの色濃いエロティシズムにあふれて、もうまさに息をのんでしまうほどだ。
三島由紀夫が1970年11月25日に、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地に向かう時に口ずさんだ唄が「唐獅子牡丹」で、割腹自殺する二カ月前にこの映画を観た三島が、風間重吉を演じる池辺良が「何よりもよかった」と語ったと言われているのは有名な話だ。
この映画は、任侠映画の巨匠・マキノ雅弘監督作品で、老舗料亭の乗っ取りをめぐる勧善懲悪の物語は、シンプルにして様式美の極致を示している。
雨の大銀杏の下で、健さんと藤純子が出会うオープニングから、ストーリーの綾に情感の盛り上げ方、セリフの妙など、惚れ惚れするほど完璧に決まったマキノ雅弘監督流の作劇術に、ただただ酔いしれるだけだ。
レビューを表示する
シネマの風さん-2023-04-19-DVD・Blu-ray(通販)
0人が参考になったと投票しています。