アラン・ドロン主演のウェスタンコメディが初ソフト化。結婚式を妨害された上に、無実の罪を着せられてお尋ね者となってしまったメキシコ貴族・ドン。テキサスへ渡った彼は用心棒となって危険なコマンチ地区を目指すが、またもトラブルに巻き込まれ…。 TEXAS ACROSS THE RIVER©1966 Universal Pictures All Rights Reserved. | | ご購入はこちらから マーケットプレイス予約・出品 |
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ネタバレアラン・ドロンがハリウッドへ進出して出演した西部劇のコメディ
時は開拓時代のアメリカ西部。メキシコの貴族、アランドロンがローズマリー・フォーサイスと結婚式の最中に、失恋した男が自殺したのを、ドロンが殺したと無実の罪を着せられ、お尋ね者となり、武器商人のディーン・マーティンに腕を見込まれ、一緒にテキサスへ逃げることとなる-------。
そして、逃げる途中で助けてやったインディアンの娘、ティナ・オーモンがドロンを好きになるが、ドロンを追って来たローズマリーをマーティンが好きになったので、気位の高い貴族のドロンは対面を保つために、マーティンへ決闘を申し込む。
だが、そこへドロンを追って来た騎兵隊が現われ、決闘どころではなくなり、更に、インディアンの娘ティナを誘拐されたと勘違いしたコマンチ族も来襲し、騎兵隊はドロンを捕まえるどころではなくなるという、もうハチャメチャな状況になってしまうのだ。
そして、この騒動が一段落すると、今度はドロンをめぐってローズマリーとティナが女同士の大乱闘、するとその乱闘の最中に地面から石油が噴き出し、泥んこの乱闘になっていくという、もう破天荒な展開になっていくのだ。
アラン・ドロンは、憧れのハリウッド映画、それも西部劇に出演して、コミカルな味を出していて、よく頑張っていると思う。
しかし、アラン・ドロンは、ハリウッドへ野望を抱いて進出し、一旗揚げようとしたが、時代が1960年代の後半で、既に二枚目俳優のスターの時代は終焉を迎え、アメリカン・ニューシネマの時代を迎えようとしていて、ルックスよりは、より個性的な俳優の時代になりつつあったため、「泥棒を消せ」等の映画も不発に終わり、失意のうちにアメリカを後にする事になる。
そして、母国フランスへ戻ったドロンは、「サムライ」や「冒険者たち」等の映画で、彼本来の魅力を不死鳥のように取り戻し、フランスのNo.1俳優への道をひた走る事になるのです。
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