世界最大にして最強の国家と言われる唐。その基礎を築き上げた太宗の後宮には三千人の女官がいた。その中でも則天武后は、類いまれな容姿で三代皇帝・高宗の寵愛を得て、やがて太后の地位に就くこととなる。史上最強国家に君臨した女帝・則天武后の苛烈な生涯を描いたTVドラマ第10巻。巧妙な手口で政権を独占し、自ら帝位に即して周を築いた彼女の、知性と素顔の秘密に迫る。「則天皇帝の最期」にまつわる第28話から最終第30話までを収録。 | | ご購入はこちらから マーケットプレイス予約・出品 |
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圧巻の最終巻
耄碌しかかった80近い高齢になるまで、なぜ皇位を譲らなかったのか理解に苦しむが、結局は李家に皇位を戻さざるを得ないことを悟っていながら、そうしたくなくて悶々としてたのだろうか。一番の原因は良き後継者が居なかったことだが、これは武媚が地位を守るために有能な人物を排除した、自業自得であり、皮肉な結果だ。
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