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ぺピーさん

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  • 一枚のハガキ

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    これはシリアスさに欠けたパロディーですか?

    タイトルから泣ける作品を期待していましたが、全く違っていてお間抜けさ満載の駄作でした。
    戦争中のくじ引きで生死の運命を分けた100人…生き残った男と死んでいった男との友情は確かにありました。
    しかし如何せんストーリー展開がまるでパロディで、涙どころかドッチラケでした。
    大竹しのぶが悲しい未亡人役を演じていましたが、年増の中年おばさん候で全く悲壮感が湧いてきません。
    中年男の妻である設定だから仕方がないが、若い未亡人の設定の方が数倍共感出来ますね。
    次男との初夜も、子供とお母さんの濡れ場で気持ち悪くて思わず吐きそうになりました。
    ぶりっ子の大竹しのぶを追いかける強引で間抜けな団長の演技のオーバーさが嘘クサく映りました。
    気色の悪い大竹しのぶそのものが、未亡人役キャストの失敗だったと思います。
    もっと観る者に涙と感動を与える作品でないと映画にする価値はないと思います。

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  • 神様のカルテ

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    ほのぼの感はあるが平凡な作品

    地方都市の病院で働く心優しい医師の過酷な勤務ぶりが描かれています。
    古い旅館に共同生活をする夫婦と友人達の丁寧語での会話は何を意味するのか?
    レトロさを醸し出すべく「ドクトル」だの「学士」だのという明治を気取った演出にやらせ感たっぷり。
    桜井翔と宮崎あおいの夫婦も、漱石やニーチェにかぶれた明治時代風な呼び方・接し方でクサい。
    作品としてはどうでもいいような事件がだらだら続くだけで退屈。
    内容的にもインパクトも抑揚もなく、優しさとほのぼの感だけが売りの、大げさなタイトルが泣く凡作でした。

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  • タイトルに騙された最低な作品

    とにかく詐欺まがいでひどい映画だったというか、これは映画と呼べないだろう。
    もうひとつの地球でもうひとりの自分がいるという設定なのだが、何ら描かれていない。
    大きな罪を犯した事を、どう関連付けようとしているのか?
    最初から最後まで、何も表されていない。
    主人公の罪を懺悔する苦悩だけをだらだらと見せられるだけ・・・
    起承転結のかけらもない、見たら時間を損するだけの駄作の中の駄作。

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  • おバカになると見えて来る事とは?

    「シェー!」昭和の天才ギャグ漫画家・赤塚不二夫の半生を描いたドラマです。
    名作「おそ松くん」中心に昭和テイストが満載されていますので、レトロな感傷に浸ることが出来、非常に良いですね。
    少年サンデー女性編集者役の堀北真希が、赤塚の担当となり彼のハチャメチャぶりにどんどん感化されて行く変貌ぶりが痛快です。
    おバカになる事でひらめくアイデア・・・これは我々にも当てはまる名セリフです。
    小学館に入社したのは、少女コミックの花山先生に憧れたから・・・それがどこで間違っちゃったのか?
    赤塚の変態ぶりや超マザコンが少々不気味ですが、浅野忠信が体を張った迫真の演技で好演していますね。
    前半はコミカルで良かったのですが、後半はネタ切れか尻すぼみになってます。
    もっと面白い・奇抜でユニークなエピソードはなかったのか?
    そうだとしたら、やや針小棒大気味にわざとらしく無理やり作られた作品なのかもしれません。

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  • 疑わしい無関係の6人の容疑者達が最後につながって行く

    イタリアンレストラン開店初日に起こった火災事故で、死んだ者・生き残った者
    合わせて9人の因果関係を暴いて行くミステリーです。
    飽きさせずに一気に見ることが出来、面白い作品でした。
    生き残ったオーナーシェフである成宮寛貴が、長年の夢が無残に散った無念の涙を見せますが・・・?
    6人の容疑者のそれぞれに胡散臭さと疑わしい所があり、犯人探しが進んで行きます。
    この作品は単なる犯人探しではなく「動機」が何なのかが核になっています。
    犯人は読めそうですが、動機については最後まで明かされる事なく、驚きの動機と言ってもいいでしょう。
    刑事役の佐藤浩市が、あまりにもカッコ良すぎます。
    ラストに登場するあの2人が次を示唆しているのでしょうか?

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  • ハウスメイド

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    ご主人がメイドに手をつけるよくある話

    超セレブの家庭で起きた、若いハウスメイドに手をつけ妊娠させてしまう物語です。
    映画というよりも韓国のテレビドラマのようです。
    華奢で童顔だと思っていたチョン・ドヨンですが、カラダは女の色気が漂っています。
    これまた童顔の若妻の妊娠中に肉体関係を持ち、妻とその母から流産させられ酷い仕打ちを受けるウニですが、天然過ぎて危機感がなさ過ぎです。
    ラストがショッキングで、なぜそうなるのかが理解出来ませんでした。
    普通は孕ませた夫とその妻にどんな復讐するのかが定番ですよね。
    ウニの心情が分かりにくい、オカシな作品でした。

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  • 今度はパチンコ編

    終始パチンコだけで展開されるので、やや退屈な続編でした。ネタ切れか?
    機械が相手なので、人と人との駆け引きや心理戦は前作と比べ見劣りがします。
    もっとスピード感溢れる展開でないと内容的に薄いのでは?
    劇画に比べ映画ではやはり無理があるのか?
    カイジの売り物である「ざわざわ・・・」が全くなく、高揚感に欠けますね。
    敵か味方か?・・・人間の心の中は、簡単には分かりません。
    人を押しのけて自分ひとりで生きて行くのではなく、みんなで助け合って生きて行くというメッセージを伝えたいのかな。

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  • アントキノイノチ

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    「あの時の命」と繰り返し言ってみよう…アントニオ猪木になるから

    遺品整理業を通じて「死」というものに向き合う内に、生きる事への意味が分かる…
    同級生からのイジメに耐える男と、男という怖さに怯え幼い命をなくした女。
    一言で言えば、心に傷のある男女がトラウマを乗り越えていく物語。
    一見重いテーマのようだが、不幸を乗り越えて生きてきた人にとってはこんな話は世の中に沢山あるのに、ちょっと大袈裟。
    周囲を嫌い自分の殻に逃げ込み、自分だけで悩み苦しむ未成熟児のように映ります。
    愛のない家庭で育ったのだろう…もっと他人からの愛とか人を恋する気持ちを育んで欲しいと思った。
    一歩間違えば精神を病んでしまう者になる前に、何とか立ち直った二人だが…
    あの時の命の意味も、予期せぬ悲痛なラストも、賢い視聴者にはお見通しの結末でしたね。
    壊れた心をクローズアップしただけの、思ったより深みのない平凡な作品でした。

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  • 半次郎

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    今にみちょれ~!

    武士の世が終焉を迎える時代に生きた、薩摩藩士・中村半次郎の物語です。
    巷では土佐藩の人斬り岡田以蔵と並び、人斬り半次郎としても有名です。
    僅か五石の貧乏武家から自己流の剣術で西郷隆盛に見込まれ、常に死を覚悟した生き様を盾に、のし上がって行きます。
    終始、鹿児島弁が出てくるので鹿児島の人にはよくわかるかも…
    恋人役の白石美帆は和服がすごく似合い、彼を慕う京都呉服屋の娘・さと役を好演しています。
    今の世にはめったにお目にかかれない軍人・半次郎の、常に前へ向かって突き進む純粋な生き方に共感をおぼえました。
    西郷が非業の死を遂げた西南戦争は、中村半次郎が起こした戦争であったのかもしれません。
    倒幕の強行論者で反政府でもあった半次郎が違う道を行っていたら、西郷は生き延び、歴史が変わっていたかもしれませんね。

    参考になった3

  • 歌が上手いから、カバー曲もグッと映える

    JUJUは、本当に歌が上手い。メロディアスで心に響く、このカバーアルバムは最高でした。
    オリジナルの歌手よりも澄み切った声の伸びと抑揚に驚きました。
    特にWHITE LOVE に WILL、Don't Wonna Cryは、別格の味わいがありました。
    徳永英明のように第2弾も期待したい。

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  • 40女の恋を応援…?稀有な事例が花の命は長いと勘違いさせないかな?

    17才年下の男を虜にさせた、40女の真剣な恋の物語ですが…エリート男の鈴木行にも、出版社専務の中村るいにも共感出来ませんでした。
    物語では、男からの執拗な求愛で、不倫カップルから始まり男を略奪するものの、男にとって鬱陶しくうざくなり別れを決意するが再び…
    「汚れのない真実の愛」を謳ってはいるものの、男が嫌った強い女への重荷は将来に受け入れられるのだろうか?
    恩人から恋への変貌は目が覚めれば淡く消えてなくなるし、男を手玉に取って来たるいも恋に狂い、天に登ってしまっています。
    行が言った「母親じゃないんだから…」のマザコン関係が、年の差カップルの行く末を物語っています。
    確かに行の顔を見た後の妻の態度には、夫の愛情も冷めるでしょうが単に妻の性格が悪いだけで、もっと良い若い女はいるはず。
    訴えたかったのは永遠の愛だったのか?それとも…ラストの何の高揚もない尻切れトンボな終わり方も、大減点でした。

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  • ヒミズ

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    我が子をそしり虐待する…ありえない最低の親を持つ少年の苦悩

    日不見とはネズミのような小さなモグラのこと。
    ヒドい父親と母親を持つ主人公の住田の苦悩を描いています。
    度重なる虐待と「お前なんか死ねばよかった」という暴言を吐き、金をせびっていく父と、男癖の悪い母。
    両親揃って尋常ではない親子関係の中、立派な大人になろうと苦悩する主人公の心が虚しく映ります。
    住田に同じ匂いを感じる同級生の女子・茶沢の家庭も同様に荒れていました。
    同じ境遇の二人…茶沢の住田への献身的な恋心が健気で、胸にしみます。
    染谷の自暴自棄ぶりの陰と二階堂のオーバーな弾けっぷりの陽が気になりましたが、成長期の少年少女らしいとも思えます。
    変に冷めた若者が多い中、一服の清涼感がありました。
    津波で放射能汚染された町が舞台になっており、また昨今の猟奇無差別殺人犯の心の歪み等がオーバーラップされています。
    この作品ははたして、日本人の立ち直りと現代社会の闇を世界に訴えたかったのでしょうか?

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  • 岳-ガク-

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    一般人が自由気ままに山のパトロールって・・・?

    少しだけスリルがあり、後にも先にも山を愛して止まない熱い感動もの…
    公的に許可されていない一般人が、危険な山岳のパトロールが勝手に出来ちゃう所に違和感があります。
    そう言った堅い事抜きで楽しめよ…なのが、映画なんだと思えばいいことなんだけどね。
    いわゆる私的な山のスーパー・ヒーローってスタンスだね。
    小栗旬の言動も行動もいかにもって感じで爽やか過ぎる…こんな人って本当にいるのかな…?
    危険な雪山に挑戦し、遭難して助けを乞う…ってそういう奴らはどういう神経しているのだろう?
    テロの危険が大きい国へ制止を振り切って渡航し、その結果捕虜になり国に助けを乞う…と同じで、自業自得としか思えない。
    山岳救助隊の命をかけた過酷な任務ぶりなのは、充分に伝わって来ます。
    作品としては洋画、S・スタローン主演の山岳を舞台にした「クリフ・ハンガー」の方が断然いいと思いました。

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  • 一命

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    どちらの言い分が正しかったのだろうか?

    主演・市川海老蔵が、みえを切る歌舞伎風で大仰な一人浮いたセリフを吐き散らし、作品自体を台無しにしています。
    耐え難い情状は理解出来ますが、結論から言えばお家取り潰しにあった名門・福島家の家臣が浪人となり、
    困窮のあげく同じく名門の井伊家に、お門違いな因縁を付けた顛末としか映りません。
    極貧で不憫な窮状を他家の哀れみを乞う「狂言切腹」を敢行し非業の死を遂げた事を逆恨みし、
    武士の誇りを成し遂げさせた井伊家に乗り込み、暴れまくるのは正当なのだろうか?
    浪人となった身である故、武士としての体面を捨てなりふり構わず生きる事も出来たのでは?…同居もしていないし…
    娘婿の無念を晴らすだけの、人情のない井伊家への復讐をする津雲半四郎の行為には、共感出来ませんでした。
    作品としても不憫さを盾にした、単なる自己中心的な暴挙を美談化するストーリーだと思います。




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  • 集団での犯罪隠蔽・・・ただそれだけ

    火曜サスペンス劇場以下のミステリーにもサスペンスにすらなっていない陳腐な作品。
    私学中学のお受験の闇と、体裁だけの仮面をかぶった家族合宿中に起きた殺人…
    愛人と見せかけて実は裏があったという、三流ヒネりの見え見えさにがっかり。
    集団での犯罪隠蔽…人間の表の顔と裏の顔が見えてくるだけの駄作でした。
    犯人も動機もありふれた、本当につまらない作品でした。

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  • 意味不明で理解不能

    秘密の運送屋か何だか知らないけれど、理路整然というものがなく、とにかくヒドイ作品でした。
    話の展開自体が論理的になっておらず、一体どうすればこんなハチャメチャなストーリーになるのか?
    中国人マフィアとヤクザとのいざこざに、勝手に巻き込まれて行く過程が理不尽です。
    中盤からのエグい拷問が続いていくグロくて気持ちが悪くなってきます。
    命まで取られてしまう拷問になぜ我慢するのかも、全く不自然で意味不明です。
    妻夫木も安藤も長瀬も高島も、話をかき混ぜて大暴走してしまいます。
    一体何が言いたいんだか、サッパリ伝わって来ません。
    途中でバカバカしくなった…三流以下の駄作で、観ればきっと後悔すること保証します。

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  • 指輪をはめたい

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    婚約者は一体誰なのか・・・?

    掘り出し物の良作に出会えました。面白い!オススメです。
    記憶を失った主人公の前に現れる3人の女性…結婚(婚約)指輪をはめるのは一体誰なのか?
    同じようなラブコメの「モテキ」なんかより数倍面白くまた切ない作品です。
    婚約者を3人の中から視聴者に想像させ、犯人探しならぬ婚約者探しが楽しいですね。
    途中まで32才のあの才女だと思っていましたが…終盤からの予期せぬ真実に驚かされます。
    ツンデレ・セクシー・健気…それぞれに個性のある3人の女優達の魅力がいっぱいです。
    不思議少女役の二階堂ふみの少女らしい可愛さと、大人びた美しさの二面性に驚きました。
    美人タイプではありませんが、宮崎あおい似で将来の有望株だと思います。
    ラストは予想外でしたが、大半の作品とは異なるこういう終わり方もありかなと清々しさが残りました。

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  • 夜明けの街で

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    甘言女の罠に見事に嵌っていく、間抜けな軽薄男

    深田恭子演じる秋葉の甘い罠に、まんまと嵌っていく男の顛末です。
    作品自体は「痛い目に会わないと目が覚めない…」よくあるありふれた内容です。
    既婚者キラーの秋葉の巧みな男たらしぶりと、それに夢中になっていく渡部の間抜けさが滑稽です。
    深田恭子はイマイチでしたが、岸谷吾朗はこの間抜け男役にピッタリでした。
    派遣社員と課長の不倫という、正に絵に書いたような関係は世の男たちの抱く憧れでしょうか?
    男を手玉に取る女の方が、遥かに上だという事が分からなくなって行く軽薄さは失笑の限りです。
    男って勘違いをし一人で舞い上がってしまう馬鹿な動物だとつくづく感じます。
    秋葉の奥に秘めた謎を解く真相も大した事ではなく、途中から簡単に解明できました。
    奥さん役の木村多江の、全てを知った行為が不気味であり、唯一の見所だったかも知れません。
    勘違い男の行き着く果ては家庭の地獄である事を、改めて思い知るいい機会ですね。

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  • 脚本が・・・すぐに犯人わかるし

    この程度のひねりでは、視聴者は納得しませんよ?
    作り手がクサそうだと錯覚させたい3名の容疑者達は、クサくないのが見え見え…今どき陳腐過ぎて…
    平凡でありきたりのカモフラージュなので、すぐに犯人は分かっちゃう。
    さらに展開に奥行がないので先が読めてしまう。脚本としては失格じゃないかな?
    遠藤憲一はいいが、あとの役者が全員ダメ…特に、山田優はヒドい。
    もっともっと伏線を張り巡らし、綿密でひねりを利かせないともう見たくないね。

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  • 全体的に迫力に欠ける…?

    どうしても映画版・バチスタと比較してしまう。SPなのだが、どうも脚本が薄っぺらい感がする。
    西島秀俊は違和感がないが、伊藤淳史や仲村トオルはイメージが違い何かしっくり来ない。
    またTKO木下に至っては、チームのチーフ格としては人格の重みもなく全く場違いに感じる。
    他にピッタリの役者もいるだろうに、映画版と比べミス・キャストで残念。
    内容も犯人探しのストーリーレベルが低く、サスペンス性も緊迫感もない。
    医学知識だけは勉強させられるものの、稀有な例をこれ見よがしに取り込んでいて
    専ら病名の特異性だけを強調する内容はどうなのかな?…高度な医学知識が知りたい訳ではない。
    過去の出来事がフラッシュバックで現れては消えるシリーズのダイジェスト版に過ぎず、おさらいを見せられているようで非常にガッカリした。

    参考になった3

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