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20elf15fwさん

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  • 残り短い大切な時

    いつものメンバー達で夏休みのお祭りを楽しみ、そして秋になりココアと千夜は皆を学生生活最後の学園祭に招待し…

    前巻のラストで思いがけない「別れ」に衝撃を受けたものの、この巻ではまたいつも通りの日々を過ごしていきます。
    でも、その一方でこの温かな世界からココア達が離れていく日が近づいていると感じさせるイベントなどがあり、読んでいてもっと続いて欲しいという気持ちが湧いてきます。
    特に、文化祭でのリゼとシャロの一言に触発されたかのような千夜の「熱演」はそれをより実感します…。
    その表れのように、キャラ達の魅力を完結までに少しでも取りこぼすまいとしっかりと描かれていると分かりますし、とりわけ「にぎやかし」のユラにまるまる1話割いているのも「この作品は全員が主役」というメツセージだと思います。

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  • あつあつ!スタグル旅(2)

    電子書籍

    購入・利用済み

    羨ましくないぜ!…無い…ぜ…

    ヒロとサヤの新婚夫婦サポーターは、観戦&スタグル旅に今日も駆け回っていた。
    美味しいスタグルと試合結果に一喜一憂しつつも楽しみながら…。

    今巻では「ぺろり」シリーズでは出て来なかった北海道と広島が登場し、リアルに即している内容なので話題の新野球場とそしてラストシーズンとなったスタジアムを作中で紹介し、時代の流れを感じる内容になっています。
    観光シーンでは名所だけでなく、よく知られている所の意外な面なども出てきてある意味マニア向けwでもあるのが良いですね。
    そして、あるスタジアムではサッカーファンの間では知られている「やり取り」も取り上げていて、濃い作品だと実感の一冊です。

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  • SHUFFLE!

    vntkg TV

    残り4分の1がなあ…

    神や魔王の住む世界と繋がった時代、両親を喪った少年凛は父の親友であった芙蓉家に同居し、その娘で通っている学園のアイドル楓から甲斐甲斐しく世話を受けていた。
    それ故にやっかまれることがしばしばで苦労が絶えなかったが、ある日さらなるトラブルの種が舞い込む。
    転校してきた二人の少女、神王の娘リシアンサスと魔王の娘ネリネから「子供の頃出会った凛のことが忘れられずやって来た」と言われてしまう。
    その為、さらに騒々しく落ち着かない日々が始まるが…。

    今から20年前に発売されたゲーム原作のラブコメもので、この後の「ハルヒ」から今クールの「佐々木とピーちゃん」に至る杉田智和さんの「振り回されキャラ」wの原点ともいえる作品です。
    個性的な美少女たちに囲まれてハーレム状態ではあるものの、良くも悪くも主人公がイマイチな感じで感情移入しづらい所がありました。
    その「理由」が終盤になって分かってきますが、あの単語が生まれるほどシナリオが乱暴でこの辺りはどうにかならなかったものかと思いました。
    昔の作品なので、モブのキャストで「この人が出てたのか」と思う方たちも結構いますのでそちらにも注目です。

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  • 壁を乗り越えろ

    サッカー好きの少年葦人は、中学3年最後の大会で大活躍するが相手GKの暴言に怒りを爆発させてしまいチームは敗退する。
    やり切れなさを抱えていた時、試合を見ていたプロのユースチーム監督の福田から声をかけられる。
    彼はアシトのある才能に気づき「俺が世界に連れて行ってやる」と豪語し、セレクションへの参加を勧めてきた。
    母と兄の後押しを受け、アシトの挑戦が始まる…。

    この作品ではサッカー漫画でよくある「点取り屋の主人公が大活躍して自身もチームもどんどん強くなっていく」という展開はあまりなく、天才だと自負していたものの「井の中の蛙」であることを知ってサッカーの技術や知識を一つ一つ積み重ねていくストーリーなだけに、もどかしさがありますが「成長」が分かりやすく「ユース選手として本当のスタートラインに立つ」までを描いています。
    そして、折り返し点では「サッカー漫画の基本」を覆す出来事があり、これこそがこの作品の一番のポイントだと言えます。
    「サッカーは一人でするものじゃない」という言葉が実感できる一作です。

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  • 日本国召喚 8

    電子書籍

    お前の罪を数えろ

    パーパルディア軍からフェン王国の邦人を守るべく、派遣された自衛隊は全力で討ち果たす。
    そして、遂にパーパルディアは日本に宣戦布告を行い、大使の朝田は帰国の途に着く。
    そこへ接触してきたのは先に窓口であったカイオスであり、日本について独自に調べた彼はこのままではパーパルディアは亡国を迎えると悟り、極秘の交渉役を申し出る。
    その頃、アルタラス王国は侵攻したパーパルディアの抑圧と蛮行に耐え忍んでいたが、日本に亡命しているルミエス王女のメッセージが届く。
    それは、大国の横暴から多くの人々が立ち上がる反攻への第一歩だった…。

    これまでもかなりの実力をもって戦ってきた日本ですが、いよいよここからは「守り」ではなく「攻め」の戦い方に変わってきます。
    この巻では戦いは少なかったですが代わりに政治的な話がよく出てきて、ルミエス王女も言い方は悪いですが有効な「手札」としてしっかり動かしている点もストーリーとしては悪くないと感じます。
    絵柄にクセがあるのは相変わらずですけど(苦笑)、リアリティがあるとも言えます。
    日本が「弱気を助ける」姿勢で描いているのが、この作品の一番の良さなのでそこはブレないままなのは良いと思います。

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  • 火中の栗を「掴む」

    先日思わぬ形で話題になった田中角栄を描いたこの作品も巻数が二桁に突入しました。

    吉田茂のバカヤロー発言に端を発した解散総選挙で、角栄たち自由党は際どいながらも政権を維持する。
    しかし、立場が不安定であった為に吉田は鳩山に復党を申し出る。
    それに対し鳩山はある条件を出し、その実現の為に幹事長の佐藤が奔走するが…。

    この巻では「政治とカネ」「派閥」がストーリーの軸になっていますが、正に「鏡を見る」かの如くリアルタイムで問題になっているのが、虚しさを覚えつつも政治の現実をも突き付けてくるのが良いです。
    佐藤の兄である岸信介、角栄と総理の椅子を争う福田赳夫も大きくストーリーに絡んでくるようになり、昭和政治のスケールの大きさをますます感じさせてきて、歴史を知っているとさらに面白さが増してきます。

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  • 見える子ちゃんのグルメ!?

    会社員のくるみは仕事を頑張った後のご飯が何よりの楽しみであった。
    ある日、いつの間にかスマホにあった「めしにゃび!」というアプリを起動させると濃い顔の猫が現れ「食に未練を残した偉人達の霊を成仏させて欲しい」と頼まれる。
    くるみは霊媒体質であり、それ故に行く先々で様々な偉人達を成仏させるべく美味しいご飯を食べまくるが…。

    グルメ漫画でありますが、登場するメニューの中には田楽と変わったものもあればスイーツなどもあり、登場する偉人達と相まって思わぬ楽しさを醸しだしています。
    偉人達のエピソードにも触れていて様々なエピソードが分かりますけど、この中で出てきたとある偉人は「まさかこの人までもが『不適切な関係』を経験していたのか」と驚かされました(苦笑)。

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  • 世界がもっと広がる!

    新入生のメイが加わった野クルの最初のキャンプは近場が確保できなかった為に70キロ先だったが、あおいとメイはロードバイクで向かうことになり一足先に出発する。
    千秋たちの待つキャンプ場を目指していく快適に飛ばしていく二人だが…。

    これまでは鉄道などか鳥羽先生の車での移動でしたが、この巻から徒歩だけでない「自分たちの足で移動する」手段が登場し、これもストーリーがより盛り上がっていく要素になっていて良かったです。
    リンのソロキャンも出ていて、「皆でにぎやか」と「一人でじっくり」という対照的な楽しみも変わらずに新しいメンバーが入ってもそのままな雰囲気で安心できます。
    バイトでなでしこが欠席しほとんど出て来なかったのは勿体ない感じでしたが、次はGWの話になるのでどんな楽しい話になるのか待ち遠しいです。

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  • 艦隊のシェフ(6)

    電子書籍

    購入・利用済み

    別離の海

    ある出来事により、楠田中佐の「特命任務」は終わり「幸風」は新たな任務に就く。
    それは奪還を断念したガダルカナル島から兵士達を救出する撤退作戦であり、賀津夫たちも奮闘し死地からの脱出に貢献する。
    そんな中、救助された陸軍兵の中に賀津夫に「山岡」のことを尋ねてきた秋山がいた。
    海原の声を聞いた彼は、あることを決行すべく烹炊所に現れ…。

    ここまでと比べるとこの巻は「激動」の巻であり、戦争の現実と序盤から出ている「山岡」の謎がさらに深まってきました。
    メシの話も変わらずバリエーションが豊富で色んな蘊蓄も楽しめる一方で、戦争の凄惨さと悲哀が感じられる話が増え、読んでいくと敗色濃厚となる中で主人公たちがどうなっていくのかと期待と不安が入り混じるストーリーが上手いと思います。
    そんな中でも「粉もん」の話は身近な「あるある」で共感できますね。

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  • 体は死んでも、心は死なず!

    佐賀に住む高校生のさくらは、あるアイドルに憧れオーディションを受ける決意をする。
    しかし、あることが起こり気づくと10年の時間が過ぎた上に自身がゾンビと化していた。
    驚いている中、プロデューサーを名乗るグラサン男の巽から「佐賀を救うアイドルになれ」と告げられ、同じようにゾンビと化した境遇や価値観の違う者たちと共に無我夢中で突っ走っていくが…。

    ゾンビものでありながら、アイドルものと言う普通考え付かない組み合わせの作品ですが、最初の内こそなかなかうまくいかないものの一生懸命にアイドル活動をする様子は涙あり笑いありで見ていて楽しいですし、何より「死んでゾンビとなった者が逆に精一杯『生きていく』」というメッセージが感じられます。
    「ご当地もの」でもあり佐賀が舞台ですが、有名な観光地などをあまり出さない辺りは「分かっている」と思いますし、キャストに古賀葵さんを始めとした出身声優を起用しているのも良いです。

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  • あつあつ!スタグル旅(1)

    電子書籍

    購入・利用済み

    うっ、羨ましくなんてないんだからねっ!

    「サッカー+α」な漫画でお馴染みの能田先生の新シリーズで、今回は以前取り上げた「スタグル」をよりパワーアップした内容です。

    マッチングアプリで出会ったサヤと結婚し夫婦となったヒロ。
    サヤの趣味が「サッカー観戦」と聞いていたが、彼女は「ガチサポ」であり共に全国のアウェイへと足を運び、世界を広げていくのだった…。

    「ぺろり」シリーズでは女友達同士でJ2がモデルでしたが、今回は夫婦でJ1と趣向を変えています。
    とは言え、先のシリーズ同様に負けた場合の言い訳も兼ねてw観光地を巡り、スタグルと試合を楽しむという話の流れは変わらず、旅もサッカーもグルメも楽しいと思わせてくれるのが醍醐味です。
    主人公の周りのキャラも良く、とりわけサヤのサポ仲間のモッちゃんは読者の心情を代弁しているかのようでしたw。
    先のシリーズで出なかった札幌などをどう描くのがが楽しみな一作です。

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  • 艦隊のシェフ(5)

    電子書籍

    購入・利用済み

    メシの数だけ想いがある

    楠田の指示を受け、特命任務として「幸風」は南方各地へ来訪する。
    巧みに乗員たちの心を掴んでいく楠田によって、「幸風」は様々な成果を上げていく。
    楠田の従兵である清水は家を飛び出し行くあてのない自分を救ってくれた彼に恩義を感じる一方で、その言動に疑念を抱いてもいた。
    年が明け、乗員たちにあるメニューが出されるが…。

    今回は異国の料理が多く登場し、実際にこうしたメニューが出ていたかは分かりませんが戦争という苦しい状況でも食の大切さと素晴らしさを感じられる話が良かったです。
    さらには、清水が家を飛び出すキッカケとなったエピソードとメニューとの繋がりと同時にそこから新たな波乱を感じさせる展開にもっていったのが上手いと思いました。

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  • 綸言汗の如し

    日本は再び独立した国に戻ったものの、角栄たちは多くの難局の解消に働いていく。
    しかし、政界に返り咲いた鳩山派は政権獲得にあの手この手と攻め込んで来る。
    そんな中、国会での答弁で池田が暴言を吐いてしまった上、さらには総理である吉田自身も失言によって窮地に陥るピンチに角栄たちは…。

    失言によってせっかくの地位を台無しにする「政治家あるある」がこの巻ではクローズアップされていますが、最近話題になった「懲罰動議」が出て来たのは何とも皮肉であり、本当に悪い面はいつの時代も変わらないと実感させられますw。
    そして、政界での寝返りや裏切りといった駆け引きも見所であり「政治は数」という現実も感じられるストーリーは史実を知っていても楽しめますね。
    宰相争いのライバルの一人となる福田赳夫も政治家となって登場して、この先もまだまだ読み応えがある展開を期待できます。

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  • 死闘は続く

    日本本土がB29の脅威に晒されるようになり、菅野たち343空は防衛任務にあたるが、紫電改の上昇限度よりも高い高度を飛ぶ相手に苦戦が続いていた。
    そんな中、戦法を巡って菅野と林の間で意見が分かれてしまう。
    襲来したB29迎撃に本来出撃する予定の無かった林が加わり、考案した戦法で勝負を挑むが…。

    太平洋戦争を描いているこの作品もいよいよ戦局の終盤が近づく所まで進みましたが、掲載誌の休刊により商業ではここで終了となってしまいました。
    過酷な状況の中で命がけで戦っていた人々をしっかりと描いていて、それは敵である米軍も同じであり、かなり危険で華々しい戦果とは無縁の「不時着水したパイロット救出」の任務に当たっていた者たちもいたのを伝えています。
    それ故に戦争の重さが感じられますが、この作品を皆に読んでもらえる機会が減ってしまうのは残念であり、他の出版社で継続できないものかと思います…。

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  • 戦争の後の「戦い」

    著者は第二次大戦を戦った女性たちの取材を続けていた。
    困難、苦しみ、悲しみ、一方でわずかな喜びをも拾い上げて書き続けていく。
    そして、従軍した女性たちは戦争が終わっても多くの苦しみが待ち受けていた…。

    今回は戦闘の体験よりも「恋愛」が軸となった話が多くあり「恋があったから生き残れた」という声と、戦地で育まれた恋が実り結婚したものの夫はわずかな時間で冷めて離婚された者など、戦争の功罪がより強く浮き彫りにされる内容でした。
    戦闘に加わるだけではなく日常でもあるパン焼きや郵便配達などの「当たり前の仕事」でも多くの体験が語られていますが、それがさらに過酷であると同時にとても大切なものだったと感じられる話もあります。
    そして、ソ連とロシアを語る上で切り離すことの出来ないウクライナに関してのエピソードもあり、時代が変わったのに大国に振り回されなければならないかの国に早く平穏な日々が戻って欲しいと読むにつれ思いました。

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  • 美味い飯があれば大丈夫!

    異世界に召喚されてしまったものの「勇者ではない」と放逐されてしまった北たちだったが、冒険者として魔物を狩りまくってその肉を堪能する日々が続いていた。
    解体役をとギルドから勧められて雇った獣人少女の南と共にさらに狩りを続けていき、レベルもどんどん上がっていく中、知り合ったドワーフから「ある事実」を知らされる。
    ギルドが南を雇わせた「目的」を知った北たちは、マスターに直談判に行くと…。

    個性的な男幼馴染たちが、豪快に生きていく話と食事が魅力的でしたが残念ながらここで終了となってしまいました…。
    原作はこの先も続いていてさらなる冒険と活躍が展開するのですが、一方で今回の貴族救出のように様々な「しがらみ」も出てくるので、爽快感を楽しみたいのならこの辺りが妥当かもと思います。
    ヒロインが結構素敵に描けていたので、メシの絵と共に楽しめる作品だと改めてお薦めします。

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  • 戦争が終わり、政争が始まる

    日本のGHQによる占領が終わる「サンフランシスコ講和会議」が成立し、自治を取り戻し日本は新たな時代を迎える。
    だが、その喜びに浸る間もなく政界に復帰した者たちが吉田政権を脅かす。
    それは鳩山一郎を始めとする一派であり、戦後最初の選挙で首班だったにも関わらず公職追放によって遠ざけられていたが、解除されたことで吉田に「預けていた」総理の座を渡すように求めてきたのだった。
    権力の座を巡る戦いの噂は地方にまで広まる中、角栄は故郷での一大事業にも乗り出していき…。

    平和な時代がようやく到来したものの、今度は内なる者たちとの争いが始まり、ここからさらなるドラマが展開されていき、より見所が増えています。
    普段ニュースなどで聞く名前の政治家の祖父たちが登場してくることもあって、今の時代と比べるとスケールもトラブルも大きかったと読んでいて唖然とする時もあります。
    一方で、何か大きなことを成し遂げようとする人間のエネルギーのスゴさがしっかりと伝わって来て、ダイナミックなストーリーがまだまだ続いていくだけにより楽しみになってきました。

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  • 日本国召喚 7

    電子書籍

    降りかかった火の粉

    パーパルディア皇国との交渉に当たっていた日本国に衝撃の事態が起こる。
    新たな担当として現れたレミールは「属国になり奴隷を出せ」という無茶苦茶な要求を出し、日本側が即答しなかっただけでフェン王国で捕らえた邦人たちを処刑するという凶行を実行させた。
    それを知った政府はさらに取り残されている邦人救出の為、自衛隊を緊急派遣する。
    皇軍はフェンの王都目指して進軍を進めていく中、彼らに陸海空全てから裁きの砲火が降り注ぎ…。

    日本国にとって「対岸の火事」であった戦禍がいよいよ身近になる展開で、「大いなる力を持つ者の責務」を表す戦いぶりがここから本格的になってきます。
    そして、相手側であるパーパルディアが日本の実力を示す情報が伝えられていたにも関わらず「何かの間違いだ」と一顧だにせず牙を?いてきましたが、この先異世界もの定番の「ざまぁ」ぶりがどう描かれるのかも、見所であり楽しみの一つになる程のレミールのキャラ立てもなかなかのものです。

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