レビュー情報

みほとせ再演も結構変わっていたほうですが、幕末は本当に思いっきり変わっているので、別物として見て良いかと思います。

曲が増えていると思うのですが、それがないと物足りなくなってしまいます。
おすすめはのら猫二匹。本当にかわいい曲で久しぶりに初演を見るとのら猫二匹がない！？とびっくりします（笑）無理なく曲をいれこんでくれているので、見やすさも上がっているような？

初演再演どちらも素晴らしいし、どっちもここは好きだけどここは再演/初演のほうが好き！と思える余地があるところが私の刀ミュの好きなところなので、初演しか見てない方は是非観てほしいです。

2021年7月17日に阿津賀志山異聞を観て、源氏双騎最新と清光アジアツアー以外は網羅したのが8月15日。刀ステしかそれまでみてなかったけれど、刀ミュもとても面白いなと思って楽しく見進めていました。
この作品、最初に見たときは序盤は頭が？でいっぱいでした笑。歴史上の人物の名前を聞いてパッと出来事や偉業が思い浮かぶ人でないと多分序盤は本当にわからない…。能面の女の子も最初は？？？？君は誰？？？と思っていました。ですが、物語が進むに連れて、刀剣男士たちの個性や歴史上の人物の心情が出てくるにつれてどんどん面白くなっていくスルメ作品だと思っています。一年も視聴期間がありますので、何度も観て噛んでほしいです。
あとこの作品はコロナ禍の真っ只中の作品でした。実は私自身苦い思い出があります。刀ミュデビューはこの作品のライビュになるかもしれなかったのですが、ライビュ会場の時短により、払い戻しとなって観ることが叶わなかったんです。でも一念発起して先述したようになんとか追いついて拝見することができました。
水心子くんを演じる演者さんのことを以前から知っていて、その方のおかげで刀ミュを観ようと思っていたので、リベンジマッチ！という気持ちで拝見してました。だから、水心子の作中の言葉でワーワー泣きました。「君はここにきたかったんだね…でも来れなかった。もしかしたら来ない事を選んだのだろうか。(中略)君は、君の想いは届いてるからさ！ありがとう！それとお願いがあるんだけど…傷つかないで欲しいんだ。」あの能面の女の子である”君”は私だったのか、という衝撃。そしてあのときの私を救ってくれたこの言葉。この時から刀ミュについていく…となってしまいまして、未だに縋り付いて離れられていません。今でもコロナの波から抜け出せてはいなくて、暗いトンネルを歩き続けていますが、刀ミュがひとつひとつ灯りをともし続けてくれているから今も歩いていられる、そう思います。いつもありがとうございます。
楽曲の話もさせていただくと、楽曲も素晴らしいんです。初見から問わず語りのことは好きだったのですが、聞けば聞くほど泣き曲になっていって笑。歌詞もメロディもあんなにキレイな曲ってあるんだなあと感動しました。MVも綺麗なので、心覚を見終わったらそちらもぜひ。わっかんねー！と思っても見進めてほしいと強く思います。問わず語りまで見てください。