レビュー情報

ここのレビューを見るとやっぱり3巻で切った人多かったんだ。
ですよね。完全にめぞんになっちゃいましたもんね。
学生時代に恋した相手が先生で、そのまま結婚して、でも相手が亡くなって、そこに新たな恋愛対象になるかな？という人が現れるけどその人は学生で……さらに亡くなった旦那さんの顔もはっきりわからない。
ここまで基本設定がめぞんと被ってたらそりゃ白けますよね～

それにめぞんの響子さんが亡くなった旦那さんを好きになったのは、相手の人柄に触れていくうちに好きになるという、それなりに段階を踏んでいるのに対して、
八雲さんはいきなり相手に接近し過ぎ。確かに軽い。「は？何それ？こんな軽薄な人なの？」と白けてそこでもう気持ちが切れてしまった……積極的なんじゃなくて尻軽過ぎ。
極論を言うと「ご飯を食べさせたいと思うような人であればホームレスでも一目惚れするんじゃない？」とまで思ってしまいましたよ。
だいたい、男の側からしても相手がいくら美人でもほとんど面識のない人からいきなり手作り弁当なんて渡されたら警戒しますよ？
なのにそれがそのまま恋愛に発展して結婚てって、それはない。しかも相手は一応教え子なんです。そんな簡単に都合良く事が進むわけない。

もう最終回になって連載も終わったみたいですね。ラストがどうなったかは知りました。
結婚こそしてないもののやはりめぞん風で終わったみたいですね。
もしこれが、ふたりは別れる、ただそれだと悲しいだけで救いがないので八雲さんは別の人と結ばれる、みたいならまだめぞんにならなかったのに、どうしてここまでめぞんにしてしまったの……？

でもここのレビューを見つけて似たような感想の人がこんなにいたんだとちょっと安心。
さんざんめぞんめぞんと言いましたが、こういうタイプの恋愛物語を楽しみたいなら「めぞん一刻」という名作漫画を読み直せばいいだけです。