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いかみりんあげさん

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  • テーマはコミュニケーション

    主人公ヒルマ・ゲントは妻子を持ちながら、地球防衛隊内において特殊機動団隊長として日夜怪獣災害対策に追われる日々であったが、宇宙からやって来た怪獣バザンガとの渋谷での戦いにおいて部下と自身の危機を、未知の巨人ウルトラマンブレーザーに救われる。
    帰還後、上司から言い渡されたのは新設される特殊怪獣対応分遣隊SKaRD(スカード)隊長に任命され、初顔合わせとなる部下達と、最新すぎて誰も使ったことのない装備の山に、組織上層部からの無茶な命令、少数精鋭すぎて休暇すらロクにとれず妻子との生活にも支障が出始め、更には自身が変身するウルトラマンブレーザーは出自も不明で言葉も通じず意思疎通すら取れるかも怪しいが協力していくことなる。
    ハードSFな設定や世界観、中間管理職の悲哀すら感じさせるが監督自ら放送開始前に「明るく楽しい作風」に作られていると発言しており、バリエーション豊かな怪獣達やコミカルなギャグ要素で子供は勿論、社会人である大人ですら自身の仕事中におけるあるあるネタを仕込まれており共感しやすいのが特徴の本作。
    コミュニケーションがテーマではあるが、それについては決して説教臭くはなく、単純明快にめでたしめでたしで終わる話もあれば、切なくビターな話やどこか道徳的な結末を迎える話も有り、2023年、令話5年になって改めて人類が向き合わなければならないテーマ性を秘めた作品になっています。

    参考になった5

  • ご唱和ください我の名を!

    コロナ禍という言葉が生まれ、自粛やオリンピック延期など暗い話題の多かった2020年に現れた子供から大人まで楽しめるウルトラマンシリーズにおける近年の快作

    ある日、突如として宇宙から現れた怪獣ゲネガーグから街を守るため、
    防衛隊ストレイジに所属する特空機パイロット、ナツカワ・ハルキとゲネガーグを追って光の国からやってきた未熟な新人宇宙警備隊員のウルトラマンZ
    圧倒的で狡猾なゲネガーグの前に倒れたハルキとウルトラマンZは互いに協力することを誓い、人々を守るために戦うのであった

    過去のシリーズと繋がる要素は多々あれど、
    それらを一切知らなくても本作だけで十二分に楽しめる要素満載で初めてウルトラマンシリーズに触れる方にも安心な本作、
    子供騙しではない製作陣本気の熱意によって、最終話から逆算して作られた明るく楽しく熱く時に悲しいストーリー、
    それによって生み出される主人公達だけでなく登場する怪獣達もただ暴れて倒される悪役でない魅力に溢れ、
    更に子供向けとは思えない迫力満点の特撮描写にみんな満足していただける作品です

    きっと最終回ではあなたもハルキとウルトラマンZの変身の際に思わず画面に向かって叫ぶでしょう「ウルトラマンゼェット!!」と

    参考になった3

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