『こまった彼氏』-ブルーVer-/四ツ谷サイダー/河村眞人

内容
原作・シナリオ:かしわ
シナリオ監修:落合海
キャラクターデザイン:一越A区
出演
水森工:四ツ谷サイダー/車田修:河村眞人

2枚組

本編ディスク track
（水森編）
1.勉強しようよ
2.壊れた蛇口とロールキャベツ
3.大事なことは勢いで
4.いちゃいちゃしたい
5.わたしはいない方がいい
（車田編）
6.ドライブデート
7.出逢い
8.そして再会
9.情熱的な彼
10.こんなはずじゃない

仲直りディスク track
（水森編）
1.我慢できたね
2.甘やかしたい
（車田編）
3.考えてみて
4.不器用な彼

全編ダミーヘッドマイク使用

概要
（水森編）
資格試験を控えた水森と休日を過ごすヒロイン。勉強そっちのけでHばかり
したがる彼に、ヒロインはこのままではよくないと思い始める。

（車田編）
自分の車を整備してくれた車田と再会をしたヒロイン。情熱的な彼に引きず
られるように付き合い始めるが、初めての遠出のデートで思いがけない展開
に。


作品説明

史上初の選択型「仲直りエッチ」CD（当社調べ）！

「こまった彼氏」とは
女心のわからないダメ男たちがヒロインに不器用な愛を捧げるシチュエーシ
ョンCDです。
当作品は「本編ディスク」「仲直りディスク」の2枚組。
2人のキャストがそれぞれのストーリーを、オムニバス形式で展開します。

今回登場するコマカレは「子どもっぽい男」「こだわりの強い男」です。

仲直りするかしないかはリスナーのあなた次第。
「こんな男とはやり直せない」と思ったあなたは「仲直りディスク」を聞か
ない選択もできます。
男たちの純情はお耳元に届くでしょうか──


キャッチコピー

「普通の男が一番可愛い？ オトナのためのラブラブ折り合いシミュレーター」



=character=

・水森工（みずもりたくみ）22歳 水道配管工 CV:四ツ谷サイダー
明るく素直で人懐っこい。
高校中退後、現在の水道工事専門店に就職。
年齢のわりに技術は確かと評価が高い。
給水装置工事主任資格を取るために一年前からずっと勉強中。

・車田修（くるまだおさむ）25歳 自動車整備工 CV:河村眞人
シャイで少し不器用な性格。
工業高校卒業後、現在のカーディーラーに就職。
自分の仕事に誇りを持っている。
趣味も車いじりで、休日も愛車のメンテナンスに余念がない。
妹が一人いる。


本編ディスクシナリオより

『こまった彼氏』-ブルーVer-
●水森工 編 CV:四ツ谷サイダー

■ヒロインの部屋
「わっはっはっはっ！ ひひひ～腹いてぇー。こいつ超おもしれぇ！
最近の芸人の中じゃダントツだね、こいつは」

「絶対こいつの時代が来るよ。俺にはわかる！ あんたもそう思わない？」

●彼女、テレビを消す

「わあああ、なんで消しちゃうんだよ～。まだ、俺見てんのに！」

「あー、はいはい、試験勉強ですね。そうでした。
そのためにあんたの部屋に来たんでした。やりますよ、やればいいんでしょ
？」

「えーっと、なになに、明治時代における、我が国の近代水道の歴史に関し
て、次の記述のうち、不適当なものはどれか」

「その一。衛生的な飲料水を、と、とも……ともきゅう？ ともきゅうする
ために……」

「え？ ああ、これ『きょうきゅう』って読むの？ 何それ……物を与える
こと？ ……ふーん」


■ヒロインの部屋
「もっと舌出して、おれの舌吸ってよ」

「あんたとするキス、すげぇ甘い……ずっとしてたくなる……」

「ふふ、可愛い～。目、とろんとろん……」

「耳も真っ赤だし」

「なぁ、気持ちいい？ ねぇ、ここもなめていい？」

「汗かいてるからダメ？ バカ、それがいいんじゃん」

「俺、あんたの匂いすげぇ好き」

「……何、太ももこすりあわせて……。ああ、そうなんだ……ねぇ、足広げ
て見せてよ……」



●車田修 編 CV:河村眞人

■数日後、再び整備場にて
「あっ……どうも。車、出来てますよ」

「大切に乗ってらしたんですね。整備しながら感じました。やっぱり、俺の
思った通り……あ、いや」

「ファンベルトとマスターシリンダーの交換をしておきました。あとは部品
を変えなくても大丈夫でしたよ。それから、サービスでオイルも」

「うちは、一応良心的にやらせてもらってます。やたら部品や、タイヤを交
換しろって言うところもあるみたいですけどね」

「その点、俺……うちの店に任せてもらえたら、心配する必要はないです。
なので……その、これからも、何かあればぜひうちに……」

「……あ、ああ、お友だちのご紹介だったんですか。それはありがとうござ
います」

「……えーと、それで、あの……よ、よかったら、メ……メシ……」

「……いえ。ありがとうございました」

「はぁ、何やってるんだ、俺は」



■ラブホテル
「こっち向いて……肌、きれいだな」

「悪い。俺の手、ちょっとオイルで汚れてるかもな。落ちないところもある
んだ……気になるか？」

「……そうか。ならいい」

「ん……胸の先、弱いのか？ ここ、ぷっくり尖って可愛いな」

「胸、やわらかくて気持ちいい……お前もいいか？」

「こっちも……触っていいか。ああ、濡れてきてる……」