アキレスと亀

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発売日：	2009/02/20
製作年：	2008
収録時間：	134分
出演者：	ビートたけし麻生久美子徳永えり筒井真理子大杉漣伊武雅刀大森南朋樋口可南子円城寺あや柳憂怜（柳ユーレイ）中尾彬吉岡澪皇
監督：	北野武
字幕：	日本語字幕／英語字幕
音声：	5.1サラウンド／ドルビーサラウンド／ドルビーデジタル／4.0chサラウンド／日
シリーズ：	----
メーカー：	バンダイナムコフィルムワークス
ジャンル：	----
品番：	n_609bcbj3430
平均評価：	レビューを見る

特典・セット商品情報

劇場予告編、TVCM、北野武監督インタビュー、メイキング映像他（以上予定）

裕福な家に生まれた少年の真知寿は‘画家になる’夢を持っていた。しかし突然両親が亡くなり、環境が一変してしまう。愛に見放された真知寿の前に、ひとりの理解者が現れる。絵を描くことしか知らない彼の純朴さに心惹かれた幸子である。やがてふたりは結ばれ、真知寿の夢は夫婦の夢となった。愛と希望に満たされ、様々なアートに挑戦するふたり。前に進むしかない人生の中で、二人が確かに手にしたものは…。

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ユーザーレビュー

平均評価3.14

総評価数14（14件のコメント）

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　北野武・・・懇親の1作は・・・んんん見事です!!
　売れない画家の夫と、彼を支え励ます妻の物語。
夢を追いかける夫のそばで、あくまで普通の感覚を失わず、夫のダメぶりも含めて丸ごと愛する妻の姿は、大きな安心感を与えてくれると同時に、
「中年になってもこんな夫婦でいられたら」と思わせるところは夫婦のカタチと、理想の中年カップルの姿をリアルに表現しています。
　若い頃の夫婦を柳憂怜と麻生久美子が、その後をビートたけしと樋口可南子が演じ監督自らの出演も見事な演出と演技力で楽しませてくれます。
　北野映画では珍しい“幸福感”漂う作品には違いないが、いたる所に“孤独感”が漂うのもまた事実で現代の切なさと孤独感も見事に表現されつつも、明るく・楽しい映画になってます!!
ヒロメンさん-2008-11-28-DVD・Blu-ray(通販)
9人が参考になったと投票しています。
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　切なくなりました・・
芸術に魅入られた男の話。コミカルに描かれている反面で失笑する様な悲しい感覚をうまく演出してると思いました。
樋口可南子がありえないくらい良妻を演じていているのですが観る人の感情移入される役ではないでしょうか、内容は書きませんが上手いと思いました。
何かを目指した事のある人、または最中の人は観ると面白いのではないでしょうか
Ｄ８さん-2009-10-07-DVD/CDレンタル
2人が参考になったと投票しています。
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　眠れなかった…
「アート」の話だけに色彩がスゴクて、観た日の夜はなかなか寝付けませんでした。
映画館で観てたら、うなされてたかも。

絶対音感と同じように、瞳に映るもの全てを作品にしてしまう真知素の感性。
継母の死顔も、娘のそれも。

どこまでも純粋な人間と、薄汚れた人間と。
純粋な真知素が薄汚れた人間達に狂わされていくのが腹立たしい。
だからこそ生き残っているのか。
ラスト、真知素は缶と共に狂気をも投げ捨てたのではないかと思います。

樋口さん、スゴイです。
実生活でもこんな妻なんじゃないかって思っちゃいます。

純粋とは、才能とは、成功とは…ウチの子は普通がいいです。
かなかなさん-2009-07-16-DVD/CDレンタル
2人が参考になったと投票しています。
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　パラドックス
『TAKESHIS'』・『監督・ばんざい！』に続く三部作・完結作品だそうで
前二作で役者・監督「北野武」の才能を自己否定し、今作はそれでも映画を撮り続けるとの意思表明らしい
…裕福な家庭から、没落し苦心する少年時代
…より絵に心酔する中で、幸子と出会う青年時代
…異常な創作の末、夫婦関係が壊れていく中年時代
と“真知寿”の人生を、3つの時代に分けて語られます
無才を自覚できない芸術家と献身的な妻との間で、「夫婦愛」「死生観」「芸術とは」と色んなメッセージを感じます
笑いや哀愁と、かなりブラックな悲劇や皮肉も込められてました
結局この作品での、“アキレス”と“亀”って？
「真知寿と幸子」の事か、「芸術と芸術での成功」の事か、色んな解釈ができそう
ただ最後は何で「亀に追いついた」事になるのか、真意が読み取れず
テーマはともかく、北野作品の中ではかなり観やすかったです
勿忘草さん-2009-02-27-DVD/CDレンタル
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　なんじゃこれは・・・・
少年時代から青年時代まではまずまずの出来。しかし、たけしが出て来るころからおかしくなる。奇人画家がうさんくさい画商の口車に乗せられて、その奇矯度をエスカレートさせていく。そのあまりのバカバカしさにため息をつく他はない。彼が画商に持って来た絵を見れば一目瞭然「こりゃだめだ」とわかる。巧くもないし新鮮味も驚きもない。ただ稚拙で独りよがりの凡作だ。どれだけ努力しても、無い才能は開花しない。賢そうな妻（樋口可南子）がどこかで目を覚まさせてやればいいのに、一緒になって愚行にお付き合いするから、とうとう狂気に突き進んでしまう。ラストシーンは希望的未来を暗示しているようだが、そんなに簡単にはいかないんじゃないの？　北野武の映画は４．５作観たが、ろくなものがない。なぜ国内外で評価されるのか、さっぱり分からない。
葉子姐さん大好きさん-2013-09-18-DVD/CDレンタル
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