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勅使河原宏の世界 DVDコレクション(リニューアルパッケージ版)

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発売日:2012/07/20
製作年:1962/1964/1966/1972
収録時間:783分
出演者:井川比佐志 キース・サイクス 勝新太郎 岡田英次 仲代達矢
監督:勅使河原宏 ジョン・ネースン
字幕:日本語字幕/英語字幕
音声:モノラル/日
シリーズ:----
メーカー:角川書店
ジャンル:----
品番:n_747acbd10086
平均評価:レビューを見る

特典・セット商品情報

解説書(36P)封入、劇場予告編、フォトギャラリー、『砂の女』劇場初公開バージョン、1977年TV作品「われらの主役~仲代達矢」、TV作品「われらの主役~勝新太郎」

草月流家元にして、前衛映画の巨匠、勅使河原宏監督による傑作群を収録した6枚組BOX。安部公房原作のカンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞作『砂の女』、『おとし穴』『他人の顔』『燃えつきた地図』『サマー・ソルジャー』ほか、短編集を収録。

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ユーザーレビュー

平均評価5

総評価数2(2件のコメント)

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  •  ネタバレ他人の顔

    ※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
    1966年 監督 勅使河原宏 原作・脚本 安部公房
    仲代達矢 京マチ子 平幹二朗 岸田今日子

    2分のπマイナスマイナス6分のπ・・・
    バケモノイコール加害者か。全く都合のいい公式もあったもんだね。
    僕は今日久しぶりに映画を覗いてきたのさ。いやぁ寒かったしそれに、あそこは暗闇で商売してるところだろ? どんな格好をしてようとまるきり気兼ねがいらないからね。

    やらしいというのは実は、二人の間がどんな具合になっていたか、本当のところはよく解らないんだよ。何事かあったようでもあるし、無かったようでもあるし。その内まさに、覆面の心理だと気付いた時には、ギクッとしたねぇ。
    昔の死刑執行人は、覆面をしていたそうだけど、つまりは似たような心理じゃないのかな。 現に僕は君の表情を仔細に観察しているが、君の方ではまるっきり壁の穴を相手にしてるのも同然だろう?

    僕は今後、電話や手紙や書類だけで生きていく積りなんだ。書面だけが僕の実体だと思って、気に障ることがあっても見逃して欲しい。僕の方でも成る丈目立たないようにする積りだから。


    だってそうでしょう?人間は本来的に、名前だとか身分だとか職業だとか、そんな登録可能なレッテルからは無関係なものになり、誰もが常に赤の他人で。 そう、孤独が寧ろ正常な状態になる。現代病ともいうべき孤独のやましさを思い煩ったりする必要もないことになる。


    仮面というのはつまり、酔っている状態そのもののことかもしれない。

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  •  ネタバレ安部公房原作、勅使河原宏監督のコンビによる「他人の顔」

    ※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
    この映画「他人の顔」は、安部公房原作、勅使河原宏監督のコンビによる、「砂の女」に続く作品だ。

    例によって、現実と、仮構との二重のイメージを操って、自由の問題を問い詰めてくる意欲的な作品だ。

    前作の「砂の女」に比べると、なにしろ中心になる絵が”仮面”なのだ。
    必ずしも、映像がダイナミックだとは言えない。
    ぐっと、対話の要素も増えている。

    作業中の爆発事故で、顔をただれさせた、仲代達矢演じる技術重役が、真っ白な包帯姿で現われる。

    彼は、顔と共に、全ての人間関係が失われたと思い込み、それを回復する為、平幹二朗演じる精神科医に、仮面の製造を依頼する。

    心理的な興味を抑えかねて、承知した精神科医は、むしろ逆に、仮面の生活は、人間からの孤独な疎外ではないかと、言い張るのだった。

    この食い違いの論争と、悲劇的な結果が、この映画の背骨にあたる部分だ。
    これはもう、「人間にとって顔とは何か」などという問題ではない事ももちろんなので、この仮面を”思想”と受け取ってもいいし、”生死”とも”自由”とも考える事もできる。

    安部公房=勅使河原宏のコンビによる映画の真骨頂は、映像と対話がテーマを限定しない事にあると思う。
    観る者が、そこから独自の真実を自在に選び取れる点にあるのだ。

    この映画でも、仲代達矢を覆う、ペロリとした一枚のプラスチックの面は、人間や社会に関する、多くの想念と風刺を語りかけてくるのだ。

    この仮面の男とは反対に、原爆のケロイドのまま敢然と生き、そして死んでゆく少女を、劇中映画で表した対応は、実にうまいと思う。

    この具体的な説得力に比べると、医師と男の会話は、若干、抽象が平板であり、例えば、医師の妻などの傍系の人物など、多少、余計なものもあるように思う。

    しかし、こういう観念の世界とは対照的に、健全な現実の常識の塊として、京マチ子演じる、男の妻を登場させ、男がこの妻を誘惑し姦通して、かえって挫折を味わう劇に盛り上げていった、勅使河原宏監督の演出の腕は、実に残酷で、滑稽の針が鋭かったと思う。

    京マチ子が女の味を出した、面白い好演をしていて、平幹二朗の深く役を理解した演技、セリフ共に、この映画を引き締めていたと思う。

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