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天才と名高い外科医ジン・ヒョクは、ある日ひょんな事から何故か朝鮮時代にタイムスリップしてしまい…。日本のベストセラー漫画「JIN-仁-」が、韓流トップスターのソン・スンホンを主演に迎えて韓国で再TVドラマ化。第5話と第6話を収録。
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平均評価2
総評価数1(1件のコメント)
ネタバレ歴史加工、ご都合主義、ファンタジー…。
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フルハウスさん-2015-07-31-DVD/CDレンタル
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ネタバレ歴史加工、ご都合主義、ファンタジー…。
この時代、というか近代医学以前の疫病対策は、主に隔離です。つまり、患者を閉じ込め、死に絶えるのを待つことです。ヒドいようですが、こればかりは残念ながら洋の東西を違えません。
患者はドンドン運び込まれ、大院君の息子、つまり未来の朝鮮王、命福くんも運び込まれてきます。ま、この程度の「つくりごと」は時代劇のご愛嬌でしょうね。
ただ、ご愛嬌の範囲からもはみ出していると思ったのは、下層民の鍛冶が注射針と点滴用ガラス瓶を魔法のようにあっという間に作りだしてしまったことです。こういう細工は、それ自体、特殊な鍛冶だと思うのですが、原作では鉄砲鍛冶から転職した外科道具師という専門職人の手によるものでしたね。そもそも車輪すら満足に作れない李朝の手工業技術レベルで、中空の針などという高度なものが作り出せるのか。要するに虚構が嘘っぽい、と感じさせられた途端、物語(フィクション)は崩れるのです。こーゆうのがご都合主義、いや、ウリナラ・ファンタジーでしょうか。
で、原作にあるようにジン先生も罹患、橘咲役のヨンレ嬢の治療で一命をとりとめるのも同じですが、その後、ジン先生の治療が効果を上げていることに脅威を感じた宮廷医らが、下層民居住区ごと焼き払って証拠隠滅にかかります。下層民、と言いましたが要するに奴婢たちです、彼らは人扱いされていませんし、自己の勢力に脅威になるものはどんなものでも芽のうちにツブしにかかるという、コリア特有のドぎつい勢力争いが早くもお目見えします。
しかし、これでやっとコレラ禍は終息、ジン先生はご厄介になった活人署で働き始めるのですが、そこに妓生のチュノンさんが訪問、診察を請います。妓房に臥されていたのは梅毒の妓生です。するとお次はペニシリンのエピソードですね。
梅毒は中国にもありましたらから、朝鮮にもあったでしょう。
さて、韓流時代劇には必ず登場する妓生(キーセン)という存在ですが、彼女らの大半は奴婢の一種、つまり政府の管理下にある官妓であったそうです。
このドラマのチュノンさんのように、豪華な衣装を着て、楽器や歌を良くし、大臣クラスの両班を相手にするとなれば、まず官妓とみて間違いないでしょう。
ここが完全に「民営」であった(身分が低いのは同じでしたが)日本の吉原の遊女らと、根本的に異なるところです。
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