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天才と名高い外科医ジン・ヒョクは、ある日ひょんな事から何故か朝鮮時代にタイムスリップしてしまい…。日本のベストセラー漫画「JIN-仁-」が、韓流トップスターのソン・スンホンを主演に迎えて韓国で再TVドラマ化。第23話と第24話を収録。
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平均評価2
総評価数1(1件のコメント)
ネタバレ総評、☆一つ半。
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フルハウスさん-2015-09-02-DVD/CDレンタル
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ネタバレ総評、☆一つ半。
で、これがまた敵味方入り乱れて騙し騙され、化かしあうというなんともややこしい筋で、はっきり言ってtoo much、面白くしようとする余りドラマを作り過ぎちゃって、現実離れの感があります。
でもドラマなんで、やっぱり主人公側が勝つ。ワルいやつの安東金氏が敗北。身辺から人が去った屋敷に一人寂しく敗北をかこつ左相キム・ピョンヒの許に、ただ一人庶子の息子(ですので、この人、劇中はずっとマトモな人間扱いをされていないのですよね)ギョンタクだけが戻ってきて、袖を絞ります。要するに儒教の典型的「孝子」ってやつを演出する場面ですね。
で、左相のオヤジは「のう、ギョンタク。わしら、どこで道間違えたんかのう」といって…いやいや、言ってない言ってない。とにかく、初めて父子の心を通わせたのも束の間、オヤジさん、短銃で自決してしまいます。朝鮮両班もハラキリするとは思いませんでした。
で、この後、大院君の親征軍が江華島でフランス軍と、一生懸命やってはいるように見えるもののあまり真剣味のないドンパチを繰り広げ、その最中にジン先生はタイム・スリップ、未来へ帰還してあっけなく終劇です。原作とは大いに異なって、ヨンレ嬢やら大院君や、国の未来のこともほっぽり出しての尻切れトンボ。ラストシーン、あの最後の会話は、う~ん、正直下らないと思いましたね。
最後に総評を。
四角いものを丸い枠に嵌めようとするような収まりの悪さを覚えます。それはつまり、江戸幕末と李朝末期は、結局徹底的に異質でかけ離れた文化であり社会であったということです。その徹底的相違が、日韓の近代の運命の違いになっている。近代は前近代までの経緯(歴史)が、現代は近代の経緯が成り立たしめるのです。
また、このマンガをドラマ化する場合の肝とは、ストーリーそのものより19世紀にどうやって現代医学を実践するのかというそのHow to描写でしょう。その肝心の描写が等閑で、如何にもとってつけというふうに筋立てから浮いているのも致命的でした。
全タイトルになべて☆ふたつでしたが、総評としては、もう半個落として☆一つ半とさせて頂く。日韓ともにドラマを観るなら、原作漫画をお勧めしますね。
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フルハウスさん-2015-09-02-DVD/CDレンタル
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