インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

ブラッドピットの映画を遡ってみている内に突き当たったこの映画。
なんとトムクルーズも出ていた。最近の映画で見知っているその顔ではないものの、確かにトムだ。
でもそれはどうでもいい(笑)
今作におけるヴァンパイアはヴァンパイアとして有名な能力の内、少ない能力しか有していない。
血を吸う事、血を吸った相手をヴァンパイアに変える事、のみ。
血を吸うのは食事を摂るだけなので能力と言えないかも。
それも死んだ後に血ではなく生血でないとダメだなんて最初は誰もが戸惑うのが当たり前な気がする。
現代なら輸血用の血もありそうだけどそれじゃダメなら自分でもムリな気がする。
ルイと同じように悩み、同じように苦しんでしまう。
他の物語上にいるヴァンパイアみたく怪力を有していたり空を飛べたり、処女の血を飲むと活性化したりは一切無いヴァンパイアなんて何の意味が・・とさえ
思ってしまう。
美味しい物も食べられないし、太陽の輝く景色も見られない。
友達は出来ても老化で自分よりも先に死んでいくし老けていく。
といって子供の姿のままヴァンパイア化させると成長しないなんて、ロリ○ンな人なら歓迎かもしれないけれど私は嫌。こんな不老不死は嫌だ！
その辺の道をスケボーで暴走する迷惑探偵コナ○の比じゃないですよ？
見た目は子供、中身は数百歳の婆さん(笑)嫌過ぎる。
その癖、昼間は屋敷の棺桶で眠るわけだけど、この屋敷には人間の使用人が・・
その給料はどうやって稼いでいるのか謎。

そんなヴァンパイアにインタビューして「自分もなりたい」と言った記者は、最後、ルイとクローディアに殺された筈のレスタトによりヴァンパイア化するんだけどその気持ちはまったく理解できないです。
でも映画は楽しめました。
またいつか暇ーーーーな時に観てみたいですね。