お気に入り
電子書籍
PCゲーム/ソフトウェア
DVD/CD
コミック
通販
マーケットプレイス
3Dプリント
購入済み情報
メニュー
洋画
価格別リスト
DVDランキング
情報検索
特集ページ
『シティ・オブ・ゴッド』のスタッフが贈るクライムアクション。リオ・デ・ジャネイロにローマ法王が来訪することに。警察のエリート特殊部隊・BOPEの隊長・ナシメントは、危険なスラム地帯の麻薬ディーラーを一掃せよとの命令を受けるが…。
画像はイメージです。実際の商品画像とは異なる場合がございます。
拡大イメージを閉じる
平均評価4
総評価数1(1件のコメント)
ネタバレ汚職に立ち向かう軍警察特殊部隊をリアルに描いた作品
レビューを表示する
シネマの風さん-2023-03-20-DVD/CDレンタル
0人が参考になったと投票しています。
ネタバレ汚職に立ち向かう軍警察特殊部隊をリアルに描いた作品
タイトルからは、一見、特殊部隊アクションかなと連想してしまいますが、そんな生易しい映画ではありません。
何しろ脚本が「シティ・オブ・ゴッド」のブラウリオ・マントヴァーニだ。
ブラジルのリオデジャネイロが抱えるスラム、麻薬密売、警官の汚職といった困難な問題に敢然と立ち向かう、軍警察特殊部隊BOPE(ボッピ)の活躍を描く作品なんですね。
当然、アメリカの特殊部隊ものとは違って、ドキュメンタリータッチの社会派映画なのだ。
しかも、このBOPEの行動がアクション映画以上に激しいのだから、さらに驚いてしまう。
マチアスとネトは新人警官。しかし、警察内部の腐敗に対してささやかな反抗を行なったことから、スラムのいざこざに巻き込まれてしまう。
銃を持ったチンピラに包囲され、弾も尽きて万事窮すとなった時、軍警察精鋭部隊BOPEが駆けつけ、無事救出された。
そして、堕落した警察に嫌気がさした二人はBOPEに志願するのだった。
一方、BOPEのナシメント大尉は、日々の激務でストレスが頂点に達していた。
一時的に実践の任務を離れ、訓練教官となったナシメントは、マチアスとネトを自分に替わる指揮官に育てるため、過酷な訓練を開始するのだった。
欧米の特殊部隊ものと変わらないように思えるが、BOPEの行動はとにかく過激だ。
チンピラが銃を持っていれば、先に発砲し、相手が死んでも気にしない。
そして、手掛かりをつかむためなら拷問も辞さず、頭にビニール袋を被せて空気を遮断しながら、何回も顔をひっぱたくという激しさは、もはや警察の特殊部隊というよりも「ワイルド7」か「マッドポリス」のようなのだ。
何しろ、彼らのエンブレムはドクロなのだから、ナチのSSも顔負けだ。
しかし、前半で警察の腐敗も描かれているから、これも仕方がないだろうなと思えてしまう。
最終的に物語は、インテリで穏健派のマチアスが、ひとりのタフなBOPE隊員に成長するところで終わるが、続編ではさらに過酷な運命が待っているのだった。
レビューを表示する
シネマの風さん-2023-03-20-DVD/CDレンタル
0人が参考になったと投票しています。