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綿棒さん

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  • やっぱり話芸が素晴しい

    コントが得意な芸人さんもいれば、このお二人のようにトークが素晴しい芸人さんもいる。向き不向き得手不得手というのは絶対にある。しばらく「ごっつ」ばかりが来ていたので正直つまらなさを感じていたのだが、これを見て「やっぱりこの人たちは凄い」と思った次第である。「水を得た魚」とはまさにこの事であろう。この番組を企画したテレビ局が、タレントの個性をよく見極めて重んじた結果という側面もあるのではないかと思う。

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  • 漫才を誇りに思っている人の漫才は心地いい

    漫才に対する真剣さにかけてはこの人たちの右に出る者はないんじゃないかと思う。一つの芸を究めようという真剣さと意気込みは、本当に見習うべきものだと思うぞ。

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  • おかしなふたり

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    すずむしの起用法が実にいい

    本来、すずむしは派遣社員をいびるちょっとビシッとした正社員役とかよりも、よっぽどこういう役の方が向いています。今のすずむしの持っているものが全て吐き出されていた感じがして素晴しかった。木村さんのちょっとコメディエンヌ的な動き方も実に面白かったですな。最後のシーンはいささか陳腐な表現法に類する感じはしましたが、この物語のシメの着想としてはまあ良かったと思います。でも見切れて通った佐川のトラック(どうしようもなく画が汚くなる)のせいで全部ぶちこわしですな。そういうところはこだわって撮ってもらいたいものです。

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  • さいこーね

    1/6夢旅人さいこーねばーじょんが収録されています。それだけでも大いに一聴の価値ありです。もちろん、その他の曲も樋口さんの魅力的な歌声がお楽しみ頂けます。

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  • 勝手に死ねよという感じだな

    有名な役者を並べ立ててみたのは監督と主役に対する制作サイドの不安の現れか。それはともかく、おそらく原作の洋物小説に出てくる登場人物の名前をそのまま使ったんだろうが、それを日本人が演ずると、それだけで「これなら原作を読んだ方がいい」という話になってしまう。それに、特に主役が濡れ場の演技に衒いを感じているのが分かる芝居をしてしまっている。これでは脱ぐだけ無駄だ。あと一つ言っておくが、精神病イコール挫折ではない。精神病は、脳の神経伝達機構の異常等によって発症するれっきとした病である。そのような考え方は精神病と戦う人に対する重大な差別的発言であり、断じて看過し難い。

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  • 運命人間

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    仕上りと予算は比例しない

    かなり少ない予算でやっているにもかかわらず、ホラーに対する独自の解釈を展開しているところに好感が持てた。金ではなく知恵を絞ることが大切だということだと思う。まあ、もう一度見たいとは思わんが。

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  • 柘榴館

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    原作が原作なだけに善戦してると思いますが…

    原作はかなりすさんだ話です。それだけに映画に仕立てて見られるようにするには相当の苦労があったんじゃないでしょうか。それはともかく、本田博太郎さんの「慢性自殺」というセリフが今でも妙に耳に残っています。本田さんの芝居が見られるだけでも価値ありだと思います。

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  • 人間椅子

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    原作は江戸川乱歩のショートです

    古い時代の風俗をうまく映像化している点は大いに評価出来ます。ストーリとしてはもともとタイトルにある通り「ショート」由来ですから、かなり膨らまさなければならないため、月並みなくどさが出ているような気がしますが、いかにも乱歩的なシュールな世界が映像によって表現されているのは興味深いと思います。

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  • このシリーズでは一番面白いんじゃないだろうか

    一番完成度の高いコントが入ってると思います。特に「旅館」と「キャシイ塚本」は、これだけでも一見の価値ありです。

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  • #13に比べりゃうんとまし

    これは97年までの本放送当時のものと思われるが、この辺はきちんと笑える内容である。もっとも、ずば抜けて面白いというものではないが。漫才がバックボーンの人にコントを作らせるのははっきり言って酷だと思う。

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  • ダメだ!

    こんなに酷いもんを作ってたとは思わなかった。2001年というのが随所に出てきていたところを見ると多分スペシャルかなんかなんだろうが、後輩の芸人を大幅に増やしたりしているわりには全く面白くなってない。やっぱりこの人たちはコント向きじゃないんだろう。ただ、藤井隆の芝居がものすごくうまかったのだけがせめてもの救いか。

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  • ダルい

    これはもう講評のしようもありませんな。この国のアニメのレベルってこんなもんだったのかと思いますな。

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  • 贅沢な骨

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    主役が脱げば良しという安易さがないのがいいかな

    映画を動画を用いた視覚的芸術と捉えるならば、ストーリーは二の次と言えるわけで。その点では良くできていると思う。凝ったストーリーにすればいいってもんでもないし、主役が素っ裸になって濡れ場を演じればそれでいいってもんでもないでしょう。

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  • 修羅雪姫

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    見所は嶋田さんでしょう

    出演者はどの方も強者ぞろいで、釈さんにあっても「アイドル」のイメージでなく、しっかり「女優」してます。まあそんなことよりも、嶋田先生の凄さでしょうな。なんか憑いてますよこの人は。そのぐらいの凄みです。

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  • ヒネリの効いた青春もの

    この一筋縄では行かない感じが何とも言えませんな。水橋さんの「か弱い変態」ぶりが実に宜しいです。つぐみさんも体を張った好演で。ただ、もうちょっとドスが効いた声だともっとイメージかなと思いました。決して万人受けする内容ではないでしょうが、逆に「いっちょ一儲けしてやるべか」という感じが希薄なのがいいと思います。

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  • 水準はクリアしてると思うんだが…

    ネタとしてはかなりいい着想だと思うが、この人たちの人柄のいい感じが逆に悪い方に作用してか、緊張感のない感じになっているのがいかにも残念である。それと、観客からお題をもらってショートコントをやる形式はやっぱりスベるな。とん○るずも昔やっていたが、ズルズルにスベっていた。稽古でならいざ知らず、人前で金を取って見せる芸にはなってなかったように思う。いっそ、コントならコントで押し切った方がいいかも知れん。

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  • この巻はいまいち

    このDVDシリーズの場合、巻によって出来不出来がずいぶん激しいが、一番出来の悪いコントばかりが入っているように思う。多分番組末期の受けの悪い時期の作品がメインなんだろうが、セットが大がかりだったりハデだったりするわりに内容は貧弱である。ただ暴れていたり、あるいは卑猥だったりするだけで、見ていて不愉快な内容が多かった。コントという点ではこの人たちは門外漢なんだろうから、どだい無理があったということか。

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  • 好不調はあるでしょう

    わりとさぶいネタが多かったような気がする。二時間近く漫才をやり続けるというのは相当大変なことだろうから、たまには不調な時があってもいいんじゃないか。それよりもここまで漫才にこだわる二人の男の生き様見るときに、何か得るものがあるような気がする。それにしても、権利がらみなのかなんか知らないが、しゃべってることが前後の意味が掴めなくなるほどノイズで伏せられている部分があったのは残念な点ではあった。

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  • キャシィ塚本最高

    勿論他の作品もきっちり笑わせてくれます。もっとも、きちんとしたコントを見たければDVDやビデオしかないというのは悲しむべき状況だと思いますが。今の笑いの番組は、漫才ともコントともつかないようなハンパなことをちょこちょこっとやってあとは回転寿しを使ったりとか食いものの値段を当てたりとかするゲームしかやらんというのでは、あまりにつまりませんな。そういう現状につまらなさを感じる人は、これを見ると幾分スッキリするでしょう。

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