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チビタさん

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  • テッド

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    結構コワイ映画です

     いつまでも大人になれない主人公。観ていて「これは俺か?俺のことか!?」と思ってしまった。

     人間いつかは子供である自分と決別しなければならない。いい歳してグダグダと大人子供をしていると本人だけでなく周囲の人間まで不幸にしてしまう(主人公とテッドに翻弄される恋人をミラ・クニスが好演している。彼女は単なる美人女優じゃないね)
     
     コメディでお笑い満載(ただし子供は観ちゃダメよ)だけど結構コワイ映画です。

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  • 裏切りのサーカス

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    原作も読みたくなった

     現実の諜報機関の駆け引きというのはこんな感じで、恐ろしく地味で淡々としているものなのだろう。派手な戦闘シーンなどはなく、殆どが心理戦に終始してそこにリアリティがありすごく面白かった。

     さらに敵だけでなく組織内の味方同士でもお互いの権力拡大や牽制、利害の衝突といったものがある。それらを丁寧に描いていて噴飯物の設定のスパイ映画に食傷気味だった自分にはとても面白かった。

     映画を観て原作を読みたくなった。こんな作品は滅多にお目にかかれない。

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  • ACACIA-アカシア-

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    猪木は悪くない。冤罪です。

     猪木は悪くない。全部監督の辻仁成が悪い。
    辻仁成の全てが嫌だ。気持ち悪い。ナルト巻きじゃなくて単なるナルシスト(それも物凄くタチの悪い)です。

     実はこれ劇場で観たんだけど猪木が画面に出てきた瞬間に劇場爆笑ですよ。悲しいシーンでも猪木が何か言う度に客が笑う。ヒクヒク笑う。俺も腹筋崩壊しそうになった。
     猪木が動けばまた笑う。猪木が何をしても笑う。何もしなくても笑う。もう見ていて猪木が不憫で不憫で。これは全て監督の辻の演出が悪い。猪木は悪くない。猪木弁護団を結成したいくらい猪木に罪はない。冤罪です。
     他にも北村一輝や石田えりなどイイ役者使ってるのになんだこれは!辻お前がすべて悪い。
     

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  • 感謝

    よかったと思う。皆さんが褒めるとおりです感動しました。見て損はないと思う。

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  • サイエントロジーの布教映画です。

     くだらないです。 
     
     『サイエントロジー』とは宗教の名を騙った自己啓発セミナーみたいなものです。まあハッキリ言ってカルト宗教です。そもそも教祖の前歴が『売れないSF作家』ですので教義や活動もメチャクチャです。自分のSF作品の内容をそのまま教義にしちゃうようなデタラメぶりです。

     しかし信者の中には有名人が意外と多い。トム・クルーズを筆頭に前夫人のニコール・キッドマン(現在は脱会)、ミミ・ロジャース(この人も今は脱会したのかな?)、そしてこの作品で主演している我らがジョン・トラボルタも熱心な信者として有名です。

     日本でいえば『幸○の科学』とか『○価学会』が作ったトンデモ映画といったところでしょうか。

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  • 稲川淳二の語り口調で読んで下さい

     この作品アタシねえ、楽しみにしてたんだあ。『パラノーマル・アクティビティ』 制作費135万円にも拘らず興行収益90億円。只者じゃあない。これは怖いぞ~怖いぞ~って期待しながら観たんだあ。でもね、何故だかちっとも怖くない。アタシもね、あれ~?おかしいな~変だな~って不思議に思ってた。
     
     で、観終わったんだけどね、やっぱり怖くも何とも無い。変だな~こんな事もあるのかな~不思議だな~って納得出来なかったんですよ。
     
     でね、特典で稲川淳二の解説があるってんで~アタシもね嫌いじゃないもんだから彼の話。解説聞きながらもう一度本編見直したんだ。そしたらね。そっちの方が怖いんだあ。
     
     おかしいんだあ。あるわけ無いんだあ!そんな事!本編より解説の方が怖いなんて!

     そんなねぇ、夏の夜の不思議な体験だったんですよお。

     あるんですよねぇ、不思議な事って。えぇ。 皆さん、どう思われます?
     

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  • 大統領の陰謀

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    社会部の記者だからこそ真相究明出来たのじゃないか

     若き日のレッドフォードとホフマンの火花散る演技の鞘当ては、実在のウッドワードとバーンスタインがぶつかり合いながらも、真相に迫る姿を彷彿させた。でも実際にはもっと激しいやり取りがあったのだろうな~。
     
     『何故この二人は圧力に屈しなかったのだろう?』という疑問が沸いてくるが、それは二人が社会部の記者で政治部の記者ではなかったからだと思う。別に社会部が偉くて政治部がダメと言うわけじゃない。

     前者が事件に対する執着心が強いのに対して、後者のそれは希薄と言う感じがする。政治部って、政治家にぶら下がってマッタリと話を聞いて、それを読者に分かり易く伝えるのが仕事の様な気がするから。

     要するに立場と姿勢の違いって感じ。

     しかし、絶対に言えるのは日本のマスコミで、ここまで最高権力に立ち向かう人達っているのか?イヤ、絶対にいないだろう。

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  • 全ての問いに「イエス」と答えるのは

    全ての問いに「ノー」と答えるのと同じ。自分自身が無いと認める事になるのだから。そんな事をしても、誰も幸せにならない。
     
     自己啓発セミナーによって、主人公が人生を劇的に変えるという設定は面白い。しかし、僕自身の「自己啓発セミナー」に対して抱いている、胡散臭いイメージでどうしても否定的に見てしまう。

     実際、「自己啓発セミナー」に通っている人達ってアホじゃないかと思う。

     まあ、映画自体は楽しめますが。

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  • 音声解説はマイケル・ベイ監督の

    武勇伝入りまくりです。「このシーンは軍にコネのある私だから撮る事が出来た」「私だから映画化できた」とか。本編を観るより音声解説の方が別の意味で面白かった。

     逆に言うと本編はその程度。CGは迫力があって凄いとは思うが、それだけ。ストーリーも、この手の映画に深いものを求めるのは無粋だとは思うが、何の捻りもない勧善懲悪物です。

     同じ日本発のハリウッド映画なら『ミクロマン』ハリウッドで実写化してくれないかな~。アクロイヤーとか好きだった。

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  • イーグル・アイ

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    よくある○○の暴走モノです

     ただし、その暴走がネット社会の現在なら満更ありそうなところが怖い。
     
     S・ラブーフ演じる主人公が何故事件に巻き込まれたのか?それは彼が一卵性双生児で、亡くなった双子の兄が空軍の優秀な軍人だった事が関係してくる。そして一卵性双生児といえば同一の遺伝子を所有している。これも大いに関係している。

     M・モナハン演じるシングルマザーが何故事件に巻き込まれたか?それは彼女の息子が少年楽団に所属していて、ホワイトハウスの式典で演奏するトランペットのパートに秘密が隠されている。

     でも、それらの符号が噛み合うのはラスト間際。それまでは何故この2人なのか?電話の声の女は誰なのか?何故、何処に逃げても行動が監視されているのか?

     ネットによる過剰な監視社会への警鐘も盛り込まれているし、エンターテイメントとしても及第点は取れていると思う。結局、最後の安全装置は人間なんだよな。

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  • 詰め込みすぎ

     ともかく長い。退屈。大作映画にありがちな色んな要素を詰め込みすぎ。CGの映像は迫力あるが、それだけ。期待して観たわりにはあまり面白くなかった。

     人間ドラマを描いた部分は特に浅い。
     
     ロシアの大富豪の人物描写なんて本当に適当。最初は嫌な奴として描かれているが、災害から生き延びる為に、J・キューザックの家族達と力を合わせている内に結構話せる奴じゃないかと思わせる。と思ったらやはり薄情なヒトデナシとして描かれ、憤慨していたら、最後に子供の為に命を賭けるイイお父さんとして描かれている。何じゃこりゃ。感情移入できんわ!


     この部分だけを観ても如何に適当に脚本を書いたかが良く分かる。最初にCGによる災害の映像ありきで他は何も考えていなかったのだろう。

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  • クルーシブル

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    少女の、嫉妬心、独占欲から出た嘘が村全体を狂気に染めていき

    無実の人々が次々と処刑されていく様は神経に堪えるが、観終わった後で心を揺さぶられる。それは何故か?この映画が人間の醜さと純潔さ、そして誇りを描いているからだ。

     W・ライダーが実に嫌な少女を演じている。その嫌な女振りは、もはや演技とは思えず本人自身もこんな人なのでは?と錯覚する程。
     
     彼女との過ちが原因で妻と不仲になる男をダニエル・D・ルイスが演じる。家族思いだが不器用故に罪悪感に苦しむ姿はこちらまで胸が苦しくなる。
     
     不仲だったダニエル・D・ルイスとその妻がお互いを許し、互いの愛を取り戻す。暴動寸前の村も沈静化に向かう様に思えた…。
     
    「それが私の名前だからだ!魂を売り渡した!せめて名前だけは残してくれ!」ダニエル・D・ルイスの叫びが心に迫る。

     この言葉が叫ばれる経緯自体が「純潔さと誇り」そのものなのだが、ここでは語る事が出来ない。
     
     もうこの映画を観て貰うしかない。

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  • 陰謀論が好きな人には◎

     フリーメイソンが出てきます。本当は単なるビジネスマンの親睦会で無害なものらしいのだが、本編では思いっきり怪しく描かれています。入会式のシーンなんか見たら絶対に入りたくない団体に思えてくる。フィクションの世界では常に何か陰謀を企てている団体として描きやすいのだろうな。これじゃ誤解や偏見が無くならんわ。

     過剰に何かを信仰し崇拝するのは、もはや真摯な行為でも何でもなく単に危険なだけ。そして本編でも描かれているように、心の空虚感に苛まれている人には堪らなく魅力的に思えるのでしょう。過剰な信仰・崇拝は。

     切ないラストに胸が締め付けられる気持ちになる。

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  • ラストが意味深…

     通常の『ワイヤー~』シリーズでは意外なラスト。同じシリーズの『プリテンド』に並ぶ逸品。

     信仰する人達にとってアフリカの黒魔術がどれほど強い影響を与えるか、「呪い」による不吉な出来事が無意識の内に強い暗示をかけられた事が原因だとしたら…。暗示が人間に与える強い影響を「プラシーボ効果」等の例を挙げて本編でも説明している。

     そして育った環境が人間を創り、心の奥に潜む邪悪な部分も環境によって強く形創られるという事も強く示唆する。

     犯人も意外だったし、最後も何か背筋のゾーッとする終わり方。

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  • 支配者と服従者

     支配する者とされる者。今の人生から抜け出したいと願う者と元の人生に戻る事を渇望する者。彼ら彼女らが何故、犯罪に手を染め、また被害者になったのか?事件そのものよりも屈折した心理が生み出す人間の姿に、より引きつけられる。

     犯人へと肉薄するプロファイリングの過程も丁寧に描かれているので面白い事この上ない。犯人が分かっても「エーッ!」という意外性は正直無いのだが謎解きに至る過程が魅力に満ちているのだ。

     余談ですが僕がレビューを挙げる度にマイナー作品、メジャー作品に関わらず、一般作品、AV作品を問わず、間髪入れずに『参考にならなかった』に投票する人がいるけど、暇だなぁ君は。

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  • 考えさせられるね

     憧れの存在に対する羨望と嫉妬。愛する存在に対しての愛憎入り交じった複雑な心理。今回も人間の屈折した心理を丁寧に描いている。

    「違う人間として、上等な人生を送りたい」「愛しているんだけれど、時々存在の重さに耐えられなくなる」人間誰しも一度は抱える、複雑な心理が事件の背景にある。

     そんな複雑で不条理な心のイメージとジャケ写が今回は珍しく合致する。

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  • 『アンバー・アラート』のアンバーとは

    少女の名前。実際に起きた誘拐事件の犠牲者だそうだ。誘拐事件が起きた時にTVで呑気に天気予報を放送していたので、事件後に批判が殺到した。公開捜査に踏み切っていたら犠牲は出なかったと。その戒めとして犠牲者の名前を誘拐事件の発生警報に冠した。

     事件の背景に精神医学の世界では有名な症例が出てくる。しかし、その伏線の張り方が不十分なので、プロファイリングによって犯人が分かった時はやや唐突とも思えた。社会問題も盛り込んでいて良かっただけに残念。よってマイナス星1つで星4つとなった。
     
     監禁拷問を連想するジャケ写のシーンは、いつもの事だが本編にはない。そっち系が好きな人は借りないように。

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  • キリスト教文化といったアイテムが好きな人にはオススメ

     物語に中世ヨーロッパにおける宗教の事情が関係してくる。事件捜査の過程で、宗教裁判による魔女狩りという、キリスト教の負の歴史が明らかにされる。それらの事実と現代で起こった不可解な事件が、根っこの所で深く関連していた事が分かる。

     犯人が分かった時は、意外というか拍子抜けした感じがしたが、全体的にはキチンとまとまっていて興味深く観れる。歴史やキリスト教文化も勉強できるし。何か博学になった気分。

     中世ヨーロッパとかキリスト教の歴史とか、そういうアイテムが好きな人は観ても損はしない。『ワイヤー・イン・ザ・ブラッド』シリーズのファンの人も勿論楽しめる。

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