偽ブランド通販_saebonさんのレビュー一覧

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投稿日: 2010/05/16

好みが分れる作品だと思います

ちょっと乱暴にまとめてしまえば、３兄弟の心の交流（？）を、インドの美しい情景といかした（？）音楽に合わせて描いた作品、といったところでしょうか。
邦画ですが、荻上直子監督の「かもめ食堂」や「めがね」と同系統の映画ではないかと感じました。従って、退屈と感じる人にはどうしようもなく退屈ですが、ツボにはまった人には忘れられない作品になるかも。
私は好きです。

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MW-ムウ-

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投稿日: 2010/05/16

ネタバレ

原作を読んでから観るとしんどい・・・

※ このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

ちょっと厳しい評価をつけましたが、レビュータイトルが率直な感想です。原作の内容を考えれば、全てを忠実に描くのは難しいとは思いますが、あまりにもありきたりで軽い内容となっており、原作のファンからすると、「続編は作ってくれるな・・・」というのが正直なところです。
この作品（原作）の最も重要なファクターの１つに、賀来（神父）と結城の特異な関係性があります。これが、賀来の苦悩の深さやその中身の特異性に繋がり、また、この事件がエスカレートしていく大きな要因となります。これが、映画では「ただの命の恩人」として描かれている為、本作を大きく軽い方向へ振ってしまっています。
その他、本作を「軽く」している要因は多々ありますが、ここでは割愛します。
単に、監督・脚本が悪いのかもしれませんが、手塚作品（特に大人向けの漫画）の実写化の難しさを痛感させたれた作品でした。

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パンズ・ラビリンス

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投稿日: 2009/02/03

強烈に心に残る作品

子供を主人公とした物語において、現実の残酷さ、切なさ等を際立たせる手法としてファンタジー的要素を用いた作品です。いわゆる「冒険活劇」的なファンタジーを期待して観てはいけません。
また、他の方も書かれていますが、お子さんと観るのには適さないと思います。はっきり言って大人向けでしょう。
そういった点を踏まえて観れば、非常に良い作品だと思いました。少女を襲う現実の過酷さが、現実とファンタジー世界を行き来する展開を用いることで、効果的に強調されていたと思います。「ファンタジー」にこういった使い方があるんだ、と感心してしまいました。
全編を通して救いの無いストーリーではありますが、ここ数年で観た作品の中でも、最も印象に残る作品の一つになりました。

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レビュー情報