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細井教授さん

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  • 自分の幸せは他人の不幸

    モヤモヤする映画です。
    一家族のせいで他の人々が危険にさらされる・・・。
    もちろん個人にとっては自身の家族を守るために必死なのでしょうが、その影響を受ける他人にとっては「いい迷惑」です。
    隕石の落下ということは主人公家族にとって責任ありませんが、なんとも理不尽でこの家族に対しても自分に対してもイライラさせられる作品でした。

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  • 望み

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    正義感の暴走

    一時的な感情、薄い正義感、そして無責任な世論と様々なことを考えさせられる作品でした。堤さんの重厚な演技に対し、石田ゆり子の何と棒なこと・・・こんなに下手でしたっけ、というのが残念な点です。観て損はない作品でした。

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  • 疑惑

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    炎の女VS氷の女

    裁判物はやはり面白いですね。論理・屁理屈をこねくり回して有罪か無罪を争う姿は見ていて引き込まれます。個人的にはマスコミ(新聞記者)の横暴さに辟易しました。「こいつやっているな?」と決めつけて犯人扱い、悪女扱いするやり方、そしてそれを「正義」として一歩も譲らない・・・現実にも思い当たる新聞社はありますよね。新聞記者役の柄本明さんの演技にも着目して頂きたい作品です。

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  • 負のエネルギーを正のエネルギーに変えられなかった悲劇

    弟のポールクローデルの方は日本に外交官として駐在していたこともあり知っていました。日本に対して「私が、決して粉碎されることのないやうにと希ふ一つの民族がある。それは日本民族だ。あれほど興味ある太古からの文明は消滅してはならない。あの驚くべき發展が日本以上に當然である民族はない。日本人は貧乏だが、しかし高貴だ。人口があれだけ多いのに。」との感想を残しています。ラフカディオハーンと並んで親日家と言ってもいいでしょう。その姉を描いたのがこの作品で、残念ながらある映画関係者が紹介して下さるまで全く知らない幻術家でした。天才と天才のぶつかり合いというよりも、男と女の性の違い(社会的立場)を意識させられる映画でした。後半の精神崩壊もそれまでの過程を考えるとむべなるかな、と思いますし、ロダンに拘泥し過ぎる姿は哀れに感じられました。2時間半程度の比較的長い作品ですが、それを感じさせない佳作ではあると思います。

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  • やっぱり猫が好き

    よく男性を犬、女性を猫に例えたりしますが、主人公はまさに「野良猫」という感じでした。自由気ままに男を振り回し、時には自分も危ない目に遭ってしまい・・・。そんな女性に人生を左右される男の滑稽さも描かれています。南さんの「スローなブギにしてくれ」だけが耳に残る、ただそれだけの作品でした。

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  • 凪待ち

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    田舎は嫌です。

    陰鬱な作品です。
    川崎から石巻に移住しますが、やはり都会の方がいいな~と思わせる映画でした。
    選択肢が少ない小さい世界で、逃げ場がない。
    過疎化も分かる気がします。
    こういう作品でもなければ、気が付かない様々な問題を提示してくれる・・・これが一番の功績でしょうか。
    『凪待ち』というタイトルですが、石巻には凪しかなく、主人公には凪は訪れない印象です。
    石巻の方には申し訳ありませんが、実感です。

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  • 生理ちゃん

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    振り返ればいつでも「アレ」が来る!

    男性には絶対に分からないものですが、理解しようとする必要もある事象です。
    全く嫌な感じがせずに最後まで見ることができました。
    おなかの上に生理ちゃんが乗っかる描写や、寄りかかってくるシーンは象徴的でした。
    個人的には「童貞くん」や「性欲くん」が良かったですね。
    スピンオフで、自作はこちらがメインで登場して欲しいと思います。
    いずれにせよ、決して「イロモノ」ではなく、良作でした。

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  • いつでも心にいる存在

    一作も完全に観たことはなく、ただその存在を知っていた作品でしたが、しみじみとした良作でした。
    それぞれの心の中にいる寅さんが、今の自分に呼び掛けてくる・・・。
    最後に満男の涙が止まらなかったのは分かる気がします。
    個人的には、満男が実家に泊まる際に娘に「いつも、いびきがうるさい」と言われ、それを聞いた前田吟が「子供の頃から変わらないんだな」と言ったシーンが心に残りました。
    どんなに大きくなっても、年をとっても親子は親子なんですね。
    今ではこのような大家族やご近所づきあいを敬遠する人も多いでしょうが、確かにある時代には存在していたのですね。
    作品を通して、今の自分を考えさせるきっかけになっています。

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  • 嘘八百

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    コップの中の嵐

    中井貴一の演技が光る作品でした。デビュー作の「連合艦隊」や、サントリーCM「三四郎の夏」の頃は「大根・・・」と思っていましたが、年を重ねて演技が自然で、すっーと入ってきますね。作品的にはもう少し騙しあいの規模が大きければよかったかな、と感じています。友近は演技が下手でしたね。

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  • 戦争と一人の女

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    いい日本人と悪い日本人

    先の戦争では「いい日本人から死んでいった」と聞いたことがあります。国のため、家族のため、その思いの強い人は頑張ってのだろうと思います。一方で、そういった風潮をあざ笑い、まじめに暮らしていた人を踏み台にした人たちも一定数いたのだろうとも思います。それは洋の東西、古今を問わずに人間の本性だからでしょう。本作で描かれた登場人物は後者でした。人間とはそういうものと感じさせる映画です。

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  • イジメ、ダメ絶対!

    高校時代に受けた屈辱を大人になってから復讐する物語です。もう少し「サイコ」で「ホラー」を期待していたのですが、淡々と見ることができました。高校時代の彼女と、彼女の娘さんがかわいそうに感じました。エンディングは2つあるのですが、どちらも?という印象を受けました。怖くはありません。

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  • 反対されると燃え上がる

    子犬ってかわいいですよね。つぶらな瞳でこちらを見つめ、小さい姿でいつまでもこちらを追いかけてきます。つい離れたくなくなる・・・。本作での原田美枝子さんはそんな感じでした。付き合いを親から反対され、そんな親を殺してしまう・・・。原作は実話が基にあるそうですが、視野の狭い若者にはありそうな気がします。ゴダイゴのエンディング曲も秀逸でした。

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  • ライリー無双

    娯楽作品として純粋に楽しめました。主人公の無双ぶりが目立ちますが、そこに至るまでの描写が少ないのが難点です。普通の主婦が復讐の念に駆られて犯人一味と対峙するのですが、銃の扱い一つをとってみても「プロ」です。『ロングキスグッドナイト』の様に、「記憶をなくした元CIA」的なものもなく、「?」が残る作品です。2時間に満たない作品なので、あと10分くらいは「空白の5年間」の描写があってもよかったのでは?という感想です。とはいえ、とにかくアクションを望む方にはお勧めです。

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  • 恐怖を煽るものとは・・・

    コロナ禍で気になっていて、ようやく観ることができました。個人的には「騒ぎすぎ」と感じています。様々なご意見があると思いますが、偽専門家がデマをまき散らす描写に既視感を覚えました。春以来TVでよく見かけた「コロナの女王」なる人物が思い浮かび、この方も「アビガンが効く!」と根拠もなく仰っていましたね。本作では「レンギョウが効く!」という情報を流し、不当な利益を得た人物が逮捕されました。「コロナの女王」も「風説の流布」で糾弾されるべきでしょう。主人公の娘の発言「春も夏も戻ってこないのよ」は休校(休講)や様々な行事の中止等で青春を奪われた当事者の声として心に響きました。「正しく恐れる」やはりこれが大切で、偽専門家は不要というのが感想です。皆さんはどうお感じでしょうか。

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  • サムライマラソン

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    『(ズルして)走って、群馬!』?

    これほどいい題材を、あんなにも無駄にするとは・・・。「まらそん」だけに焦点を当てて描けばよかったのに、幕府の隠密だの姫の洋物志向等、ボケまくりでした。カメラーワーク等は感心するものもありましたが、駄作ですね(外国人監督だからでしょうか?)。武士も小狡い人間が多く、江戸時代に生まれなくてよかった。安中藩(群馬県にあった実在の藩)の人間でなくてよかったと思うばかりです。良作の『高速!参勤交代』はもちろん、『引っ越し大名』ですらいいものに思えてきます。観る価値の少ない(山や川や田畑が好きな人は別ですが)映画でした。『翔んで埼玉』を2回観た方がいいですね。

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  • 老兵は死なずただ消え去るのみ・・・

    「情けは人の為ならず」広く解釈するとこういうことになるのかなと。誰かの現在は誰かの未来につながり、誰かの過去も誰かの現在に影響を与える。流体金属の最強の敵を迎えて、人々の思いがどれだけ対抗できるのか・・・。輪廻転生、生々流転、とても面白い作品でした。SFは苦手なのですが、このシリーズはいいですね。

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  • キアヌを使ってこれほどの愚作が撮れるとは・・・

    ブルーダイアモンドの取引をめぐる駆け引きを描いた作品。ロシアが舞台ですが、カフェ店員とすぐに恋仲になるのが意味不明。絶体絶命の状況なのに・・・。すぐにベッドシーンになり、ブラを着けたまま(1回だけバスとトップが映る)行為するとは、非現実的で・・・。カメラワークはいいので、ストーリが残念です。エロ要素?をなくして、クライムサスペンスに仕上げたらよかったのに・・・。観たから言える、観ない方がいい愚作です。

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