奇跡 九州新幹線全線開業の朝、博多から南下する‘つばめ’と、鹿児島から北上する‘さくら’、二つの新幹線の一番列車がすれ違う瞬間に奇跡が起きて、願いが叶う―。そんな噂を耳にした小学6年生の航一(前田航基)は、離れて暮らす4年生の弟の龍之介(前田旺志郎)と共に奇跡を起こし、家族4人の絆を取り戻したいと願う。二人の両親は離婚し、兄は母(大塚寧々)と祖父母(橋爪功、樹木希林)と鹿児島で、弟は父(オダギリジョー)と福岡で暮らしているのだ。兄弟は、友達や両親、周りの大人たちを巻き込んだ壮大で無謀な計画を立て始める。 ©2011「奇跡」製作委員会 | | レンタルはこちらから - 種類
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派手さはないけれど…。
どこにでもいる大人。
どこにでもある環境。
『奇跡』というものは、そんな普通の事が普通に起こるものなのかもしれません。
豪華キャストが完全な脇役。子供たちの自然な演出も良かった。
ラッパッパさん-2012-01-17-DVD/CDレンタル
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ネタバレくるりの主題歌がとても良い
2人はけっして泣いたりしない。
精一杯いまの生活に順応している。
妙な湿っぽさがないところがこの映画の良さだと思う。
周囲の大人達が良い。
深刻にならない祖父母、秘密など知らないふりをする母親や教師
宿と食事を提供する見知らぬ人。
あれこれと口を出さず見守る姿に本来の大人を見た。
奇跡を願う主人公だが最終的に願い事はしない。
願い=自分の欲望がもたらす害悪を知って天秤にかけ
結局いまの生活、周囲の人の幸せを重んじることにする。
女優を目指す女の子の願い事は変わらなかった。
そのかわりこの旅で母親への思いやりを学ぶ。
小さな心は勝手に学んでいくのだ。
この兄弟はその後どうなるのだろう。
観た後に気持ちよい余韻を楽しめる映画。
くるりの主題歌がとても良かった。
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とっぴんぱらりのぷう太郎さん-2014-04-04-DVD/CDレンタル
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JRグループスポンサー
鹿島建設・日産自動車・三菱電機等の大企業協賛による、
企業PR的な作品を連打していた。
この作品も九州新幹線全線開通に伴い、
不採算収支も危ぶまれる想定から国際的に知名度の高い監督にPR的な作品の企画を持ち込込み、
特に鹿児島への集客を意図して製作された作品。
主筋とは全く無関係に「かるかん」という名産品が紹介されるのは、
寅さんシリーズのように観光協会側からのバーター案件ではないのか。
内容は当然薄っぺらで各登場人物の掘り下げもごく浅く類型的であり、
監督得意の少年ものに逃げている。
ケストナーの「ふたりのロッテ」とスティーヴン・キングの「スタンド・バイ・ミー」をミックスさせただけ。
無駄にスターが大量に出てくるのはそれだけ資金が潤沢なのだろう。
得てしてそういう状況の方が棒にも箸にもかからぬ作品になる。
redocatさん-2020-11-13-DVD/CDレンタル
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少年時代の甘酸っぱさ!
少年時代の甘酸っぱい想いを思い起こした。
ひと夏の冒険で、色々なことを経験して大人になっていく。
観て損はしない佳作。
まつえさん-2013-08-26-DVD/CDレンタル
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灰汁が強い
通りがかりの人さん-2011-12-15-DVD/CDレンタル
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