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高倉健が復讐を誓う主人公の青年に扮して見事なガンさばきを披露し、父の形見の日本刀を振りかざす和製ウエスタン。ダイナミックなオーストラリアの大原野を背景に、開拓者の両親をならず者に虐殺された青年が、5人の仇を狙ってさすらう姿を描く。
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平均評価3
総評価数1(1件のコメント)
ネタバレ任侠映画全盛時代の東映が作った、キワ物的な味噌汁ウエスタン
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ネタバレ任侠映画全盛時代の東映が作った、キワ物的な味噌汁ウエスタン
通常の製作費が1本が、3,000~4,000万円だった当時、7,000万円を投じて作られた大作で、この種のプログラム・ピクチュアに当時の東映社長の大川博の名前が「製作」として、クレジットされていたというのも異例なら、製作発表の記者会見を大々的に開いたということでも有名な作品だ。
当時の東映のこの映画に賭ける力の入れようがわかるというものだが、この虚烈なタイトルのおかげか、映画は大ヒットしたそうだ。
英語でタイトルバックが出るが、本編の外国人キャストは、全て日本語吹き替えというのも笑えてしまう。
物語は単純明快。日本からアメリカの西部へ渡った開拓移民の子、ケン・カトウ(高倉健)が、父親(志村喬)を殺した5人の無法者を追って復讐の旅に出るというものだ。
タイトルは奇抜だが、物語は西部劇の各種パターンをなぞったオーソドックスなものになっている。
撮影はオーストラリアで行なわれ、広大な風景のロケーションが西部的な雰囲気の効果をあげていると思う。
この映画の俊藤浩滋プロデューサーは、ラストで「刀対拳銃」の対決をやろうとしたが、佐藤純彌監督らスタッフの反対に遭い、結局、健さんは拳銃で撃った後、日本刀で斬りつけるというシークエンスになったという逸話が残っている。
古き良き時代の映画作りの面白さがうかがえるエピソードだ。
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