GODZILLA 星を喰う者

ラスト、ハルオが半分ナノメタルに侵された女を抱いてゴジラに特攻したシーンは見た。

序盤は、ここにきて人類同士の罵りあい。
中盤は、その挙句、やけに薄っぺらなキングギドラ対ゴジラ。ゴジラ勝利。
終盤は、原住民少女とハルオが契った（？）シーンの後、ナノメタル化女を抱いて去るハルオ（こいつ、最低じゃないか？）

えっここまで引っ張っといてモスラは出なかったんだ。
1.2.3と見て、この最終巻が一番、つまらないし眠気を誘ったよ。
レンタルだからダメージは少ないけど、こんなの購入していたら大ダメージだよ。
エンドロールの後にも話が続く。
･･･けど原住民が原住民らしい儀式をして終わり。こりゃ無いだろ。

第1～3部を観てみましたが、個人的にはそこまで悪くないのではと思いました。
ハルオについてはメカゴジラシティを自分で壊しゴジラへの対抗手段がなくなって、信頼していたメトフィエスも何か企んでて話が通じない、更にユウコまで脳死状態、こうなってしまったら今までの犠牲になった人のことも含めて心が折れてしまっても不思議じゃないかと。
そんな状態では命の恩人であるマイナと命を繋ぐことになってもおかしくはないかと。（ユウコからマイナへの切り替えが早いとか、殺されたガルグ達の身にもなれとか色々問題はありますが・・・）
あとは第1部から価値観の違う種族が3つも集まって行動とか大丈夫なのか？って思ってたら案の定全滅なのは観てて「デスヨネー」って思いました。
脚本の担当が虚淵さんだったためハッピーエンドは期待していませんでしたが、こういった終わり方もあるかと割り切りました。（個人的にはもうここまで来たらユウコには申し訳ないけどマイナと幸せに余生をおくって欲しかった。）
不満点としては今作でモスラが出るのかと思っていたら結局出てこなかったこと。
エンドロールのあとの話（フツア族の儀式）が良く分からなかったこと。
一応年を取ったマイナ（又はミアナ）が写ってたのでハルオの死後だというのはわかりますが、ハルオとマイナの子供が出てくるわけでもなく、マーティンなど他の生き残りが出てくるでもなく正直このシーン必要？って思いました。

色々書いてきましたが結論として、問題点も色々ある作品でしたが割り切ってしまえばそこまで悪くない作品だと思いました。（個人的に且つ映画館で観るのではなくレンタルして観るという意味になりますが。）