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煙突の見える場所

煙突の見える場所
貸出開始日: 2005/09/22 旧作
製作年: 1953年
製作国: 日本
収録時間: 108分
出演者: 茶川比呂志 上原謙 田中絹代 高峰秀子
監督: 五所平之助
制作: ----
脚本: ----
原作: ----
詳細: ----
字幕: ----
音声: モノラル/ドルビーデジタル
シリーズ: ----
メーカー: バップ
ジャンル: ドラマ 感動 ヒューマンドラマ
品番: n_622vpbt17442r
平均評価:レビューを見る

足袋問屋に勤める緒方隆吉は、両隣で競いあう祈祷の太鼓とラジオ屋の雑音ぐらいにしか悩みの種をもたぬ平凡な中年男だが、戦災で行方不明の前夫をもつ妻弘子には、どこか狐独な影があった。

 
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種類
DVD
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ユーザーレビュー

平均評価4.8

総評価数5(5件のコメント)

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  • 1
  •  「昭和の日常風景」を残す佳品

    川本三郎が「銀幕の東京」の中で戦後の東京がよく映しこまれていると紹介。五所監督作品は詳しくはないのですが傑作のひとつではないかと思います。椎名麟三の原作「無邪気な人々」は下高井戸が舞台ですが、映画ではお化け煙突(見る場所によって4本や2、3本に見える)と隅田川河畔の景色が重要な背景となり、貧しいけれど何とか立ち直ろうとしている戦後の日本を象徴的に表しています。日本映画の強みとする「日常」を撮るなかで、当時の心象を見事に描いています。田中絹代と上原謙は再婚夫婦で息のあったところを見せ、行動はおばさんなのに可愛い恋女房の心が伝わる「目差し」は絹代ならではのもの。大好きな高峰秀子は、電熱で炭を起こしたり靴下の穴を繕いながら、凛とした表情で気風のいいセリフを言います。戦争を生き抜いた女性の強さ、美しさがさりげなく描かれています。こうして下町から立ち直っていったのです。

    邦画の友さん-DVD/CDレンタル購入・利用済み

    3人が参考になったと投票しています。

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  •  ネタバレ五所平之助監督の代表作のひとつ

    ※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
    皆さんは東京のお化け煙突をご存知ですか。見る角度で4本が3本になり、さらに2本、1本に見えることもあります。私の家からは3本に見えます。だからこの辺に住んでいる人の中では煙突は3本だと思っている者もあります。借家で靴を磨く戦争未亡人で再婚の妻田中絹代、寝転んでいる上原謙、2階は芥川比呂志、高峰秀子の独身者に貸している。近所には南妙法蓮華経と朝から太鼓を鳴らす家や子沢山の電気屋がいる。謙は足袋問屋、絹代は競輪所の両替でそっと貯金をしている。比呂志は役所、秀子はアナウンサーの仕事をしている。謙は絹代がアルバイトしていたのを怒り、さっさと寝間を敷いてくれと言い、2階では比呂志の部屋で秀子が炬燵に入って張子の虎をもらって帰る。寝床で夫婦は仲直りする。翌日、絹代が買い物をしていると比呂志に会い、あれっ、あの煙突2つですよと言われる。絹代が帰って3本の煙突を確認して家に入ると、捨て子の赤ん坊がいた。封筒が添えられ、絹代の前の亭主からだと判る。謙は重婚の罪だと焦るが、他の人は赤ん坊の鳴き声で堪ったものではない。追い込まれた絹代は川に入ろうとして比呂志が止めた。比呂志は正義感から赤ん坊の父親を探し出す。そこでは煙突が4本見えていた。比呂志が帰ると赤ん坊は具合が悪かった。医者に診せるが良くならず、秀子がつきっきりで看病した。朝ようやく赤ん坊は元気を取り戻した。赤ん坊の本当の母親が引き取りに来た。4人は母親を非難するが、結局絹代は赤ん坊を母親に返すことにし、来月結婚する2階の2人の貸しを減らしてあげようとする。今回のことでいろいろ教わったわと謙に言う。秀子と比呂志はバス停まで行ってお化け煙突が1つに固まっているのを見る。バスに乗った秀子に比呂志が手を振り、川面に映った4本の煙突の景色で終わる。五所平之助監督。五所平之助監督のコミカルな作品。芥川比呂志と高峰秀子のかけ合いが絶妙。

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    三匹のこぶたさん-DVD/CDレンタル購入・利用済み

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  •  芥川龍之介の子供たち

    映画全体の語り口が戦後の洗練された現代風のものではなく、
    戦前の大船調というかサイレント映画風のものなので、
    これは五所平之助監督だからしょうがないのでしょうけれど、
    さすがにちょっとこれは古い。
    同時期に小津・溝口・成瀬といった戦前から活躍する巨匠が、
    ともに優れた作品を連打していたのに比べると、
    内容はともかく戦前の映画を見ているよう。
    田中絹代の年齢設定も合っておらず、
    当時50歳直前に若妻は無理。
    上原謙の夫役も下町の貧乏長屋の住人には見えない。
    この映画で一つ特徴なのが登場する4人の主人公たちのうち、
    一階に暮らす上原・田中夫婦と、
    二階に住む芥川比呂志と高峰秀子の若者たちとが対比させてあり、
    一階の住人は決して二階へは上がって来ない。
    千住にあった東京電力千住火力発電所をモチーフにしたコメディだが、
    このお化け煙突が近代的な象徴として力強く描写され、
    戦前的なもの、または戦争を引きずる古い世代と、
    未来へ希望を持って進もうとする戦後の世代との、
    二つの世代が交錯するストーリーでもある。
    特に中盤で古い世代がある困難な状況に対して何もできずに死を選ぶ者、
    またそれを傍観する者と、戦争当時の国民の姿を反映させていて、
    若い二人がアクティブに行動を起こして現状を変えようとする姿は、
    民主主義の時代に変わった戦後を現わしている。
    キャスティングに違和感を感じるのは、
    このことが趣旨とされているからなのでは。
    音楽の芥川也寸志がバルトークやストラヴィンスキーのような、
    躍動感のある力強いリズムを前面に出したモダンな作曲を付けてあるのも、
    若者二人による明るい未来を予兆させたエンディングと同様の趣旨。
    芥川家の長男の比呂志が主役の一人、
    次男の也寸志が作曲と芥川兄弟のコラボ作品でもあったりする。





    redocatさん-DVD/CDレンタル購入・利用済み

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  •  昭和28年頃の下町風景!

     下町の風景を、見事に写しこんだ秀作です。  また、当時の一般庶民生活も、実によく再現されています。
     昭和28年頃の、映像記録としての意味合いもアル、トテモ良い作品です。  
     主演も脇役も実にベストで、五所平之介監督の会心作と思います。
     

    イエローキャブさん-DVD/CDレンタル

    2人が参考になったと投票しています。

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  •  正に昭和中期の混沌

    昭和の映画は大別して3つに区分できるような気がします。前期の20年は何もかも皇国史観で言うに及ばす。後期(東京オリンピック後)は戦後教育を受けた世代がぼちぼち台頭してきて現代劇も経済成長に追随するように新しいものを取り込んでいます。

    さて中期はというといわゆる業界人(出演者もですが)は戦前そのままでありアメリカ文化をどう受容して作品に反映したか?手っ取り早い方法は洋装に徹するということでしょうか。・・・あれかなぁ、と思い浮かぶアレです。ビジネス服というか勝負服というか・・・でも家庭を描いた作品はどうでしょうか。男も女も和装を頑なに貫いているではありませんか。現実的に家の中でも洋装なんて考えられないのでしょう。そういう雰囲気がはっきりと伝わってくる作品ですね。石原兄弟の出現までは正に混沌状態。

    カジノ法案が可決されて云々言われている昨今ですけど、この作品では競輪が登場します。足立区が舞台なので松戸競輪場かと思われます。まあ?満員です。競輪が始まってまだ数年。客も主催者自治体も金欠で青息吐息なのでどちらも真剣勝負です。ニュービジネスという意味では前途有望な業界だったんだろうな~。他にもいろんな発見があると思います。是非鑑賞してみてください。

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  • 1
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