パラダイス・ナウ 自爆テロに向かう2人の若者を描いた社会派ドラマ イスラエル占領地のヨルダン川西岸地区の町ナブルス。幼なじみサイードとハーレドは、この地区の他の若者同様、希望のない日々を送っていた。そんなある日、サイードはヨーロッパで教育を受けた女性スーハと出会い互いに惹かれ合う。しかしその矢先、彼とハーレドは、自爆志願者をつのるパレスチナ人組織の交渉代表者ジャマルからテルアビブでの自爆攻撃の実行者に指名されるのだった。吹替え版に個性派俳優・窪塚洋介とARATAを起用。 | | レンタルはこちらから - 種類
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よい出来です。
彼らの想い、考え。
日本にいる私には到底理解できないが、その現実を知っておくことも私たちができることのひとつだと思う。
やはり、たまにはこういう作品をみるのもよいですね。
映画の記憶さん-2008-04-01-DVD/CDレンタル
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永遠に、交わる事は無い?
パレスチナ青年の苦悩と葛藤は大変良く表現できていました。
皆さんには、吹替えでなく観賞する事をお薦めします。
54才のおっさんさん-2008-05-07-DVD/CDレンタル
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パレスチナ人の監督と
ひろむしさん-2008-03-24-DVD/CDレンタル
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こんな重いテーマをよくぞ映画化したと思います
アメリカの映画だと、相手を「殺せ!今だ!自爆しろ!」というふうに誘導されてしまうものが多いのですが、さすがに当事地域での作品なのでそんな映画でもありません。
アクション映画を期待される方にはオススメしません。
どちらかというと、自爆テロには批判的な映画といえるでしょう。少し自爆側をコミカルに描いているような感じがしないでも無いです。
監督のインタビュー映像でも、日本の神風の話が出ましたが、私の感想としては、第二次大戦中日本の中堅軍人が日本の若者を騙して特攻隊員に仕立て上げ多数の若者の命を奪ったのと、このイスラエルの自爆テロの構図が少し似ているのかなと思いました。
反論有る方は多いと思いますが、あくまでも個人の感想としてですが。
煮干醤油さん-2009-09-17-DVD/CDレンタル
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自爆テロという題材なだけに興味深く見てしまった。
苛立ちも焦りもなく、少しばかりの不安が見てとれる程度。
自分の行動に何の疑問も抱かず、むしろ光栄とまで言わんばかりに描いている。
クセはあるがごく普通のパレスチナ人の二人が、自爆テロを行う。
BGMは一切なし。
迫力ある音も、とてつもないアクションもなく、だからこそパレスチナの「日常」の延長戦上という「恐ろしさ」も感じる。
が、あらかじめ知識のある人はともなく、本作では「自爆テロ」をするまでに至るパレスチナ人の苦悩はほとんど描かれず、「それほどの事をする下地」が見えない。
イスラエル、パレスチナで公開され、その後世界で公開されたことを考えれば意義深い映画といえるでしょう。
シュレディンガーさん-2009-12-21-DVD/CDレンタル
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