ファイブ・イージー・ピーセス 70年代の病める大国アメリカで苦悩する「中年男」に焦点を当てた、ボブ・ラファルソン監督の意欲作。裕福な音楽一家にそだった青年ボビーは、自分の階級を離れ、石油採掘の仕事をする浮き草のような生活を送っていた。そんなある日、彼の恋人で下層階級の女性レイが妊娠する。ボビーは家庭に戻ることを決心するが、彼もレイも、家族の中ではドロップ・アウトした存在になってしまっていた。 | | レンタルはこちらから まとめて借りると50%OFF! 498円249円 月額会員ならまとめ借りで 55%OFF! - 通常料金
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逃避
同棲していた女性が妊娠して共に生きていくこと
を考えるが…
束縛を嫌って全てから逃避する姿が常識では否定
すべきなのに心は妙に共感できてしまう
ペペロンチーノ鷹さん-2007-01-05-DVD/CDレンタル
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グレン・グールド
ショパンのプレリュードをサラッと弾いちゃうピアニストなんだけど、
スノッブな一家に辟易してドロップアウトする。
つまり家族からすれば才能豊かな異端児。
この頃のジャック・ニコルソンは年齢の近いグレン・グールドによく似ており、
本作品はコロムビア映画でグレン・グールドは同じコロムビア・レーベル専属のピアニスト。
家族の暮らす島はワシントン州でグレン・グールドの故郷カナダ国境地帯であり、
姉役のピアニストが録音中に歌を口ずさむシーンもグレン・グールドの特徴。
コロムビア全体でグレン・グールドを茶化した映画でも製作したの?
作品自体は当時のヒッピームーヴメントやカウンターカルチャーに対するアンチテーゼ的な側面があり、
もう決して若くはないのに永遠にデラシネで生き続けていきたいという足掻きにも見え、
仲間とテレビ放映のフランク・キャプラ監督の「我が家の楽園」を見るシーンも、
心のどこかで落ち着かなきゃと思いつつも出来ないことにイラつき周りにあたる。
最後に認知症になった父親に泣いて謝るシーンはキリスト教的な意味合いもあるのかもしれませんね。
redocatさん-2018-09-10-DVD/CDレンタル
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