カッコーの巣の上で (ブルーレイディスク) ケン・キージーのベストセラー小説をミロス・フォアマン監督が映画化した傑作ドラマのスペシャル版。強制労働から逃れるため狂人を装い、精神病院に連れて来られた男。だがそこにはさらなる悲惨な状況が待っていた。
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初見でしたが、ジャックすごいね
この病院は、普通に社会とか会社とかの縮小版だなと感じました。
結局は「彼ら」が人をダメにしてしまっている訳で、そのことから抜け出せない恐怖は想像するだに怖い。
総婦長の脇にいる看護婦も無表情で薄気味悪いし。
ジャック・ニコルソンは若い時から異色な俳優だが、本作でも十分にそれを感じられる。
茶子さん-2010-07-23-DVD/CDレンタル
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ネタバレロボトミー
郭公は托卵するので巣は作らない。つまりこのマザー・グース由来のタイトルの意味は、元々存在していない場所、世間一般からは存在しないと見做される仮構なのである。
この男は服従しない男である。どんな権威であろうと絶対に服従しない。義理堅く強力な自我の持ち主である。鬼婦長と精神科医達は精神外科手術で何とかこの男を「屈服」させたのだが、結局”彼自身”は既に其処におらず、従順化は失敗に終わった。
このロボトミー手術を考案した医師エガス・モニスには1949年ノーベル生理学・医学賞が贈られている。然しその後重篤な副作用発覚と人権蹂躙批判が高まり廃れていった。日本では1975年に廃止宣言が出されるまで、行われていたと言う。
精神外科部門は現在は廃止されたが、IT技術の建前で何時また復活するとも分からない。
心脳一元論が正当とされることが多いが、大脳の大部分を徐々に失った男が2児の父で公務員として普通に生きていた事実が、仏マルセイユの医学論文に残っている。脳幹(reptilian brain)能力? 果たして人間の精神、心=脳 なのか。
ソクラテス(プラトン)は、霊魂は不滅であり何度でも転生しアナムネーシス(想起)することで全ての知識を思い出していると結論付けたが、 その通りに考えれば、人体とは精神世界の”意識”を受信する装置と想定しても不思議はない。
科学技術で脳内情報がデコードされており、機械と人間を接続し人間が思考のみで機械を操作出来(マンマシンインターフェース)、それならば機械は人間になれるという考え(サイバネティクス)が出てくるのだが、残念ながら、思考とは演繹が先にあり、帰納はその前には来ないのである。
存在とは、単なる光や粒子ではなく、 暗号 だったのである。
つまり 徳とは何か 幸福とは何か これを結局理解出来なければ、 人数=幸福 を基準にして 法を作るしかない。
それ以外に善悪の判断の仕方がないからだ。(=最大多数の最大幸福)
双方向性を重視する末人的シンメトリック思想に至ると 人数削減≒幸福 =戦争 という摩訶不思議な逆説も成り立つ。
だが、残念ながら 時間とは、どうやっても 一方向 にしか進まない ”一方通行” なのである。
「不幸な人間は、いつも自分が不幸であるということを自慢しているものです。」 ラッセル
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Melqartさん-2018-07-24-DVD/CDレンタル
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クリストファー・ロイド、ダニー・デヴィート
彼らの心の交流が見事に描かれている。
人権問題にうるさい今の世では製作できない作品か?
sakahokoさん-2013-04-08-DVD/CDレンタル
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