ユーザーレビュー：楢山節考

Name: 楢山節考
Brand: 東映
SKU: n_618dstd2100
Price: 4356 JPY
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　「楢山節考」+「東北の神武たち」
深沢七郎原作の「楢山節考」に、
同じ原作者の「東北の神武たち」をミックスした内容で、
「楢山節考」が荘重性の強い悲劇的な暗いストーリーですから、
それだとちょっとしんどい作品になりすぎることを避けるために、
長閑で平和的牧歌的な「東北の神武たち」を合体させたのでしょうね。
左とん平+清川虹子+倍賞美津子+ケーシー高峰が「東北の神武たち」のパートで、
顔ぶれを見ればわかりますけれどコントかコメディです。
それぞれ既に映画化されており、
「楢山節考」は木下恵介監督によりファンタジー的な歌舞伎の様式美で見せ、
「東北の神武たち」は市川崑監督によりリズミカルなコメディとして見せていて、
本作の今村昌平ならではの民俗学的アプローチによるスーパーリアリズムは、
同一の原作を扱いながら監督それぞれのキャラクターで全く別種の肌触りになる点が面白いでしょうね。
キム・ギドク監督の「春夏秋冬、そして春」はこの作品がモデル。
redocatさん-2018-08-28-DVD/CDレンタル
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　えかった！
昔これを見て、木下監督のを見て、更にこれを見た。貧乏暮らしをしたもの、ど田舎で育ったものでなけりゃ、この映画はわからない。
菊千代さん-2011-01-13-DVD/CDレンタル
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　現実とはこんなものかな
よく出来ている。
北国の山村の極貧の生活を背景に、人の弱さ、強さ、醜さ、垣間見える美しさが余すところなく描かれている。
現実であり芸術である。このような作品は珍しいと思う。醜さを描くことで美しさを理解することができる。
面白半分で見るのには退屈かもしれないが、一度は見てみる事をお勧めする、学生の頃国語の教科書に出ていた物語の一つという印象を持つと言えばどういう類の作品か分かってもらえるだろうか？
FuckOokaさん-2006-12-19-DVD/CDレンタル
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　見終わった後、どっと疲れが…

暗い作品だというのは昔、原作を読んでいるので知
っていたけど ― 映像としてその「暗さ」を見るとイン
パクトが全然、違う。

食料を盗んだぐらいで一家生き埋めなんて、ちょっと
信じがたいし、姥捨ての方法があんなに面倒なのか
も疑問だけど ― 事実だとしたら、変だなあと思う。

それにしても清川虹子（おかね）の70歳を過ぎての
濡れ場シーンにはビックリ。

過剰な演技が鼻につく緒形拳がこの作品ではぐっと
堪える役で、これがなかなかよかった。

たびたび出てくる動物のシーンは、結構、手間ひま
かけたものと思われるけど、私には違和感があった
なあ。その分、カットして時間を短縮してほしかった。

坂本スミ子がこんなに俳優として優れているとは、こ
れにもビックリ。
輪外さん-2010-03-23-DVD/CDレンタル
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　エンタテインメント性はないけど
カンヌの受賞作という事で芸術性の高さは予感していたものの、
あまりに醜く動物のごとくSEX（生）に餓える人間と、生まれる子供をやすやすと捨て、集落の中の掟で一家を生き埋めする（死）の感触。
私の家族が生まれた近くの集落でも実際行われていたらしいという「姥捨て」がメインになりますが
醜さを描く芸術性に理解が無ければただの気持ち悪い映画になってしまうんだけど、
それだけでは済ますことのできない「何か」は持っている作品。
しかしカンヌのパルムドールとは意外です。
クエンサンさん-2007-09-18-DVD/CDレンタル
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　芸術とは・・
「芸術は、きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。」言ったのは岡本太郎ですが、そういう意味では芸術そのものと言える作品ではないでしょうか。
思わず目を背けたくなるような、人間、世の中の暗部、恥部のオンパレードです。
ミック･マーズさん-2006-12-11-DVD/CDレンタル
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　きたならしい映画だ
こんな汚いうす気味の悪い映像を、何でお金はらって見なけりゃならないのか。カンヌで賞を取ったから？監督が大物だから？　どんな恐ろしいこともやりかねない存在としての人間を描きたかったら文学で十分。そんな地獄餓鬼畜生修羅の世界をあえて映像にすることはない。センセーショナルな内容で、興行として成功させて儲けようという、さもしい根性が見え見えの愚作。見ない方がよかった。
葉子姐さん大好きさん-2012-07-02-DVD/CDレンタル
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　何故･･･
今村昌平の中で一番出来の悪い作品。
本作がブレッソンや大島、そして神代のフィルムをさしおいてカンヌのパルムドールというのが解せない。因みに彼らのフィルムは「ラルジャン」「戦場のメリークリスマス」「戻り川」（因みに予選で落ちた･･･信じられん）。
今村が土門拳的な土着性を持っているだけに、本作はその意味においてのみ題材の選択は間違ってはいない。しかし、昆虫大図鑑のような生物の撮り方とモンタージュは何なのだろう？おんぶをしながら山に上がってゆく際のエモーションの無さはどうだろう？そして、あの雪の撮り方もないだろう。彼のフィルムの中でも一番杜撰のフィルムではないだろうか？
oh1119さん-2007-06-27-DVD・Blu-ray(通販)
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　方言がきつすぎて・・・
方言がきついので、何を言っているのかわかりません。また、当時の農村社会と現代社会とでは状況がちがいすぎるので、正直現実感がなく、はじめの方だけ見て、やめました。期待していた作品だったのですが。。。。
yasu1030さん-2009-07-03-DVD/CDレンタル
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　ごめんなさい。。。
見る気はなかったのですが、ちょっとしたことで、半強制的に見てしまいました。。。

恐らく、すばらしい映画なのだと思うのですが。。。

ごめんなさい。。。私にはただの不愉快かつ気持ち悪い映画にしか見えませんでした。。。
「人間って、そんなにひどい生き物なの？幸せって何？
なんでそこまでして生きなければいけないの？」
この映画を見て１０年以上たつのですが、いまだにその時の不愉快さ、気持ち悪さを忘れることができません。。。

。。。ということは、１０年以上ずっと忘れることのできない映画、ということになるのですが。。。

すみません。。。私にはトラウマのような映画です。。。
私だけだと思いますが、人間の存在を否定されたように感じてしまってます。
これを見て以降、軽いノリの映画が大好きになってしまいました。。。

早く忘れてしまいたいです。。。
ＨＩＤＥ12さん-2008-08-28-DVD/CDレンタル
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