花のあと 藩の要職を務める寺井家の一人娘として生まれ、幼い頃から父に剣の手ほどきを受けてきた以登。下級武士の三男だが、藩内随一の剣士と噂される江口孫四郎。初めて出逢った満開の桜の下で、二人は試合を約束する。数日後、竹刀を合わせた瞬間、以登の胸は熱く震えた。女の剣と侮ることも、その家柄に阿ることもなく、まっすぐに自分の剣と向き合ってくれた孫四郎。それは以登にとって生涯ただ一度の、しかし決して叶うことのない恋だった。『山桜』に続く「海坂藩大全」からの映画化第二弾!藤沢周平の珠玉の名作「花のあと」完全映画化! サンプル画像 【この作品のサンプル画像は拡大表示されません】 | | レンタルはこちらから - 種類
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北川景子の目が綺麗
藤沢作品特有の静けさの中にある人間的なドラマが描けていたと思います。
北川景子は台詞回し部分での演技力はまだまだの感が否めませんが、彼女の目の演技は良かったです。
凛とした武家の娘の雰囲気を出せていたと思います。
全編を通しての自然の美しさと、ラストシーンの彼女の目に癒された気分でした。
厳窟王さん-2010-08-17-DVD/CDレンタル
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藤沢周平の原作は本当に良いですね。
藤沢周平原作の映画はほとんど鑑賞していますが、今作でも
藤沢ワールドの世界観が満喫出来る作品となっていました。
私は藤沢周平の美しく凛とした人間模様が大好きでファンです
流れるように美しい四季と共に描かれてゆく映像美はまさに
藤沢周平の世界観にとても合っています。
naminorioyajiさん-2010-09-30-DVD/CDレンタル
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しずかに物語がすすんでいきます。
ミル兄さんさん-2010-09-17-DVD/CDレンタル
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身近なひとにやさしくしたくなる作品
心さがしさん-2011-08-08-DVD/CDレンタル
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満足
furumaさん-2011-05-02-DVD/CDレンタル
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うーん
最初の方は主演2人(北川景子、宮尾俊太郎)のベタな演技に失笑…多分時代劇に慣れていないせいでしょうが、ぎごちなさすぎる。
名脇役・甲本雅裕に救われている所が大きいと感じました。
北川景子の“剣士姿”は素敵でした。
あん3さん-2011-04-06-DVD/CDレンタル
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「飯は、まだあるかのう … 」
藤沢周平・原作の映画は「たそがれ清兵衛」
「蝉しぐれ」「武士の一分」に続いて、4作目。
どれもイマイチだったけど、この作品はシットリ
していて、映像も美しく、役者たちの「浮いた」
人物造形もなく ― 特に甲本雅裕の名演に感
心。↑の台詞のシーンは、白眉。お尻を触って
ネジ伏せられるシーンも、よかったけど … 。
北川景子の主演作は初めて見たけど、時代劇
に向いた顔ではないんじゃないか、とは思っ
たものの、大袈裟な演技をせず(まあ、そういう
演技指導だったんだろうけど)、わずかな表情の
変化で、心の中を見事(?)に表現。
彼女、まだ若いけど、この作品、間違いなく彼女
の代表作のひとつになるのではないか。
甲本雅裕は脇役か準主役(それも、締りのない役
が多い?)しか見たことがないけど、この作品では
是非ともどこかの助演賞を、取ってほしい。
輪外さん-2011-01-06-DVD/CDレンタル
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江戸時代ならこうだろうと・・・
起床となる前半の編集をより簡潔に出来たなら、それも良かったと思われますが、いかんせん長くダレル。
後半未来の旦那さんが出てからは、面白くなります。
現代風の表現を廃したところは、良いんですが出演俳優が、画面で存在する重みが感じられません。
家老の重役会議で、それが顕著に現れます。
おしいです。
雪国の背景は、美しく耐えることを示唆していますが、何か最後まで俳優の背景にはなりえないようでした。
ですが、今までに無い時代劇にしたことは大変意義があり、将来が楽しみな監督になるかもしれません。
白髪のおっさんさん-2010-10-25-DVD/CDレンタル
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藤沢ワールド・・だ!
プリンシパルとしての武家社会の悲哀と凛とした美意識を
素晴らしい文化として残してくれた藤沢周平。
北川景子の美しさと眼差しがいい・・・!
実直で好漢の孫四郎は、演技では「大根」そのものの様に感じるが・・・逆にその表現ゆえに、この時代に生き延びられなかった、愚直な本来の武士の姿と重なってせつない・・。
理不尽な封建制度にも決してあがなう事も無く、凛として生き続いた武家の人々の内面は、いまの日本人にも(サラリーマンしか?)解る・・のだ。
話の途中から現れる凡庸な才助を、なぜ?
「人を見る目を持つであろう」、国村隼が演じる父親が許婚としたのか?
淡々と静かに進むストーリーの中のワンカット、ワンカット・・・心象表現を映す演出が、藤沢ワールドをうまく表現していた。
しかし、北川景子の殺陣シーンは艶やっぽかったなぁー!!
小仙人さん-2011-05-25-DVD/CDレンタル
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最後の北川景子の殺陣には唸ってしまった!
物語は、藩随一の剣士との出会いから、藩内の陰謀へと話が進む
物語の最後で、黒澤明監督の「椿三十郎」、クリント・イーストウッドの「許されざる者」の最後の対決を彷彿とさせる殺陣のシーンが待っている
又、途中から物語に参戦する、北川景子の将来の夫となる甲本雅裕扮する侍役がユーモアのある演技を披露している
最後の決闘シーン、物語と傑出した作品に仕上がっていると思う
ポリスマンさん-2011-04-04-DVD/CDレンタル
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