山の音

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貸出開始日：	2005/08/19
製作年：	1954年
製作国：	日本
収録時間：	95分
出演者：	原節子山村聰（山村聡）上原謙杉葉子長岡輝子中北千枝子
監督：	成瀬巳喜男
制作：	----
脚本：	----
原作：	川端康成
詳細：	----
字幕：	----
音声：	モノラル
シリーズ：	----
メーカー：	東宝
ジャンル：	ドラマヒューマンドラマ
品番：	n_620tdv15232r
平均評価：	レビューを見る

六十二という齢のせいか、尾形信吾は夜半、よく目が覚める。鎌倉の谷の奥…満月の静かな夜など、海の音にも似た深い山の音を聴いて、彼は自分の死期を告げられたような寂しさを感じた。

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ユーザーレビュー

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総評価数5（5件のコメント）

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　実は「能」の話だったりする
中盤で主人公の山村聰が亡くなった友人の遺品である能面を購入し、
その場で二つの能面を秘書の杉葉子の顔に付けさせ、
顔を上下に動かさせて能面の魅力をレクチャーするシーンがあります。
ここで使われる能面は「喝食」と「慈童」で、
両方とも子供を表現したもの。
家に帰り今度は息子の嫁の原節子に「慈童」を顔に付けさせると、
そこで山村聰がその姿に自分が昔愛し亡くなった妻の姉の面影をそこに見て、
驚きしばし感慨に耽ります。
「能」にはかつて存在し喪失した美しいものを慈しみ憐れむという要素があるので、
儚い幻影を原節子の姿に投影しているのでしょうか。
ここで子供の能面が使われているのには、
原節子の妊娠と夫の上原謙の不倫相手の妊娠に結び付くのでしょうね。
原節子の表情が途中から薄くなっていくのは、
まさしく能面を体現しているから。

redocatさん-2017-12-22-DVD/CDレンタル購入・利用済み
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　なんとなくエンディングへ
成瀬の映画を7，8本みたけど、これもそこそこ良かった。
登場人物の微妙な心理を丁寧に描いてて良かったなぁ～。
編集はほんとにうまい！
マシャNo6さん-2006-12-07-DVD/CDレンタル
4人が参考になったと投票しています。
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　妻も愛人も美人ダヨ
若奥さんの最後の仕打ち、すごいです。。。でも別れてほしくなかったなー。
ひよさん-2006-04-10-DVD/CDレンタル
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　ネタバレ昭和のジェントルマン山村聰の魅力
※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
人生の初冬を迎えた主人公山村聰。その孤独と哀感が画面からひしひしと伝わってくる。冬の公園で迎えるラストシーンは、山村と息子の嫁の原節子の二人が、「第三の男」を想起させるような並木路を歩く。別れを告げた二人は大きな広場に出る。原節子の「ビスタに工夫してあるから広く見える・・」という言葉に山村が「ビスタって何？」と聞くと笑顔で「見通し線・・」と答える。苦悩の日々の中にも、新しい人生への見通しが開けて来たことを暗示する見事な幕切れだった。
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葉子姐さん大好きさん-2012-02-07-DVD/CDレンタル
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　主演は、山村聡かぁ …

「めし」（1951）で夫婦役をやった上原謙と
原節子が、この作品でも夫婦役。しかし、
「めし」は救い（？）があったけど、この作品
は暗いまま（？）、終わってしまう。

興行的にも振るわなかったそうで、まあ
確かに、この作品を見て気分がさっぱり
するとか、そういうカタルシスは得られな
いだろうからなあ。

夫の上原謙のキャラが、いまいち、すっき
りしない。英子（杉葉子）との関係も、なんか
不明だし。

嫁と義父との、精神的な交情が、美しくもあ
り、妖しくもあったなあ。

これでvntkgでレンタルされている成瀬作品
11作は全部、見たけど ― そこそこ、いいな
あと思った作品はあったけど、「5」はなかっ
たな。
輪外さん-2010-11-22-DVD/CDレンタル
0人が参考になったと投票しています。
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山の音

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