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戦乱の到来を契機に、大商いを目論む陶器の名工・源十郎と、侍として立身出世を夢見る弟の藤兵衛、そして息子と家族三人で貧しくともささやかな幸せを望む妻の宮木。そんな三人の命運を、やがて荒廃した時代が飲み込んでいく…。
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平均評価4.43
総評価数7(6件のコメント)
ネタバレ強欲は罪?
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ruru33333さん-2023-12-04-DVD/CDレンタル購入・利用済み
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おどろきでした
もしもさん-2010-08-23-DVD/CDレンタル
5人が参考になったと投票しています。
ともかく退屈な映画だったな
輪外さん-2010-06-14-DVD/CDレンタル
1人が参考になったと投票しています。
ネタバレ溝口健二監督の映画史に残る名作
シネマの風さん-2023-03-22-DVD/CDレンタル
日本映画における美意識の到達点
redocatさん-2017-12-26-DVD/CDレンタル
バッハの名曲のような作品
葉子姐さん大好きさん-2013-02-25-DVD/CDレンタル
ネタバレ強欲は罪?
藤兵衛が手柄の褒美を金にしなかったことが、運を呼び込んだってことなんだろうな。
褒美は何が良いか聞かれたときの藤兵衛は、格好良かった。
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ruru33333さん-2023-12-04-DVD/CDレンタル購入・利用済み
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おどろきでした
これほど奥深い表現は、今の日本映画ではもう作れないのでしょうか?
まあ、この映画では、演じる役者さんも、日本の伝統的な芸能への深い素養が必要で、泣いたり笑ったりすれば良いというレベルの演技では、とても演じることは出来ない。
こういった、深い表現を残すためにも、また、このまま消さないためにも、日本の深い文化に根ざした映画人、俳優の養成が必要なのではないでしょうか?
もしもさん-2010-08-23-DVD/CDレンタル
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ともかく退屈な映画だったな
暮らしの手帖社・名作ガイド邦画100選(2010)
に載っていたので借りたけど、俳優はなかなか
なのに、ストーリーは陳腐で、なんでこんなつま
らない映画を作ったんだろうと、不思議な気持ち
に。
こんなんで「宮木役の田中絹代は母性の優しさ
を感じさせる好演。第14回ヴェネチア映画祭銀
獅子賞を受賞した」って、ホントかよ。アホか。
本当は「2」にしたいところだけど、好きな俳優が
いろいろ出ているので「3」に。
ともかく、つまらなさは保証します。
輪外さん-2010-06-14-DVD/CDレンタル
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ネタバレ溝口健二監督の映画史に残る名作
この映画は一種の怪談物なのだが、確かに、このような高雅なロンティシズムの香りを漂わせた怪奇映画は、日本映画の得意とするものなのかも知れない。
戦国時代の末期、羽柴秀吉と柴田勝家の軍勢が琵琶湖の畔で鬩ぎ合っていたころの話だ。
この戦火のどさくさで焼き物を売って儲けようと野心を起こした陶工の源十郎(森雅之)は、妻の宮木(田中絹代)、妹の阿浜(水戸光子)、その亭主の藤兵衛(小沢栄太郎)などを動員して、大急ぎでたくさんの焼き物を作り、それを売るために小舟で湖を渡る旅に出る。
源十郎は、焼き物を買ってくれた若狭(京マチ子)という美しい女の屋敷に品物を届けに行ったまま、彼女の色香に魅せられてそこに留まり、彼女と契りを交わしてしまう。
だが、実は彼女は既に滅亡した一族の女の死霊だったのだ。
旅の僧の忠告でそれを知った源十郎は、体中に経文を書いてもらってやっと呪縛を脱して故郷へと帰る。
家では宮木が子供を守って暮らしていて、源十郎を温かく迎え入れてやる。
ところがこの宮木も、一夜明けてみるとその姿がないのだ。
実は彼女も、家へ帰る途中で雑兵に殺され、死霊となっていたのだ。
侍になった藤兵衛も、一時は戦場で大将首を拾って出世したが、阿浜が娼婦になっているのを知って夢から醒め、一緒に家に帰って来る。
こうして、戦争で狂った男たちの夢も消え、再び、営々と地道に働く日々が訪れたのだ。
京マチ子の若狭の情熱と、田中絹代の宮木のエレガントな気高さと、二人の女優の美しい死霊の魅惑は、実に素晴らしい。
京マチ子は、朽木屋敷と呼ばれる幽霊屋敷全体の妖しい光線の中で激しく動き,田中絹代は,簡素な田舎家の夜の灯りの中の、ひっそりとした見のこなしで、”母性の優しさ”を感じさせる好演で、観ている私を不思議な静けさの中に引きずり込んでいく。
能から多くの要素を取り入れたという早坂文雄の静謐な音楽と、名手・宮川一夫のカメラが全編に冴え渡り、特に源十郎と若狭のシークエンスにおいては、日本的な”幽玄妖美の世界”が、たぐい稀な映像美として描かれていると思う。
この映画を観終えて、つくづく思うことは、かつての日本映画の質の高さ、映画人の映画に賭ける情熱のほとばしりの凄さだ。
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シネマの風さん-2023-03-22-DVD/CDレンタル
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日本映画における美意識の到達点
あ~だこ~だ言うのは田舎者の野暮。
大映太秦撮影所というのはそもそも、
戦前の日活京都撮影所を前身とするとても古い映画撮影所で、
それこそ京文化の伝統に裏打ちされた芸術的な力量を持つ職人が多く、
世界的名カメラマンだった宮川一夫や美術の水谷浩に西岡義信と、
その分野のトップクラスの達人集団だった。
戦後の大映における溝口作品は、
「羅生門」の世界的な評価から永田雅一社長が文芸芸術大作志向になり、
カンヌやヴェネチアでの受賞目的で企画化された作品が中心で、
これはその一発目。
原作の「蛇性の婬」にあたる京マチ子・毛利菊枝の二人が暮らす屋敷のシーンは、
美術・照明・撮影はまさに幽玄の世界。牧谿の水墨画を観ているよう。
「浅茅が宿」のラストシーンはなんとワンシーンワンカットで、
CGの無い時代にどうやってこれ撮ったのとビックリ。
例えば京都紫野の大徳寺にある高名な塔頭や、
根津美術館や大和文華館などの古美術の有数なコレクションを持つギャラリーなどで、
国宝重文クラスの絵画工芸品や茶室を拝観させて頂いているような映画。
redocatさん-2017-12-26-DVD/CDレンタル
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バッハの名曲のような作品
葉子姐さん大好きさん-2013-02-25-DVD/CDレンタル
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